ご当地グルメで好きな物。と言われれば、、、
一番に“鰹のタタキ”だね。
同じ四国の高知グルメだけど。
あれは、25年ほど前かな。
当時行きつけだったバイク屋のショップツーリングに参加した時かな。
四国半周室戸岬ツーリング。
徳島経由で高知に入り、室戸岬をグルーっと回って帰ってくるというもの。
常連組、一見組が混じってショップを出発。
出発してすぐに雨がパラパラしだす。
みんなカッパに着替える。
徳島鳴門に入った辺りで、一見組は、「やっぱ帰ります」と離脱。
俺は室戸って行ったことなかったけど、「ここまで来て帰るの?」なんて無知な感想を持っていたのだ。
そう、ここまでの距離の何倍もこの先走らなければならないことを知らなかったのだ(笑)。
人生で一番の距離を走ることになったわけだけど、、、
室戸岬手前で、昼時になり。。。
「飯屋がどこにあるかわからんし、とりあえずこの先一番最初にある店で昼飯食おう!」
ってことに。
室戸岬のちょい手前で、食事処を発見!
みんななだれ込む。
魚の煮つけとかいろいろ皿にのってるのを取るシステムだったが、
店のおばちゃんが、「鰹のタタキも定食で出来るよ!」
俺のそれまでの鰹のタタキといえば、
子供の頃、晩飯でスーパーで買ってきた鰹のタタキを食べていたのを食べる程度。
子供ながらに、「生臭いなぁ~。鯛とかハマチ、ヒラメの刺身の方が全然美味いのに、なんで鰹のタタキ買うんやろ?」
ってずーっと思いながら生きてきていた(笑)
なので、鰹のタタキ=生臭い だったわけ。
で、店のおばちゃんが、かつおのたたき出来るよ~ったってねぇ。
でも、鰹のタタキが高知名物だということは知っていた為に、
せっかく高知へ来たのだから、鰹のタタキ食っておこうか。ぐらいの感じで、オーダー。
そして、食してみたわけ。
ぶっ飛んだよね!
長州的に言えば、「飛ぶぞ!!」だよww。
端的に言えば、生臭さなんて皆無。全くない!そして玉ねぎ、ネギ、ミョウガ、生姜、ニンニクをごちゃ混ぜにしてポン酢で食べるのが、経験したことが無い美味さであった。
え!?いままで食ってきた鰹のタタキってなんだったの?
全くの別物だった。
この一件で、鰹のタタキが大好物の一つになったのです。
それ以降、高知には“鰹のタタキを食べる”という名目だけで高知へ行ける。ぐらいになりました。
我々のツーリングでも高知鰹のタタキツーリングは頻度が一番高いですね。
自分が子供の時のようにスーパーの鰹のタタキしか食べたことない人たちは多くいると思う。
そして、皆同じ思いだと思う。
そんな人に言いたい。
高知へ鰹のタタキを食いに行け!
概念が覆されますよ(笑)。
オススメです。
※高知観光大使ではありません