フジテレビの「スポンサー離れ」よりずっと深刻…通販番組を1日10時間たれ流す"民放BS"の悲惨すぎる現状「オワコン化」した衛星放送に存在意義はあるのか

ネット配信サービスに追いやられ、存在感を失った衛星放送

 

W杯で売り上げが急増している衛星放送(BS)機器の売り場=1998年6月17日午後、大阪市浪速区日本橋

一時代を画した衛星放送が、出口の見えない長いトンネルに入っている。

最近、衛星放送に絡むニュースをさっぱり見かけなくなったと感じている人は少なくないかもしれないが、それもそのはず。この数年の間に、衛星放送を取り巻くメディア事情は一変し、巷をにぎわせるような明るい話題はまるでなくなってしまったのだ。

衛星放送は、全国にあまねく同じ番組を同時に届けることができるうえ、多チャンネルでさまざまなジャンルの番組を享受できることから、かつては「地上放送を凌駕するのでは」と言われたこともあったが、今や、それも夢物語になりつつある。

無料のBS民放は、スポンサーの確保もままならずテレビショッピング(通販番組)だらけ。多くの専門チャンネルを提供する有料放送の「WOWOW」や「スカパー!」も急速に加入者を減らしている。大谷翔平選手はじめ日本人選手が活躍する米大リーグの中継を独占するNHKBSも、受信契約は伸び悩んだまま。衛星放送から撤退する事業者が続出し、新規募集への応募もまばらで、放送衛星の中継器(トランスポンダ)はガラ空き状態になっている。

以下略・引用元 水野泰志著・東洋経済オンライン記事

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NHK-BSが再放送ばかりとBSプレミアムを廃止なら、衛星チャンネルは通販番組の垂れ流しとは、何処も似たり寄ったりの惨状ですね。