フィリピンより訃報入る 〜エベット家の御葬式〜 | いつも笑顔で ☆ミンダナオ移住生活

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2024年68歳を迎え6月22日にフィリピンミンダナオ島南部サンタマリアタウンの嫁さんの実家にリタイア年金移住しました。


嫁さんのベストフレンドの一人パラン、エレメンタリーの頃からのベストフレンド

パランのパートナーはエベット
二人はフィリピンではよくある女性と女性のLGBTカップルです。

エベットの家系は地元の名家で、今は亡き父親はサンタマリアで病院を経営しており今でも有名人

一期6年間サンタマリアのメイヤーを務め、二期目の選挙運動中に山のほうを廻って夜帰宅して就寝しましたが、夜中にハート❤️アタックにより朝は目醒めることなく亡くなったそうです。

病院も跡を継ぐものが無く廃業したそうです。もう四十年も前のことだったそうです。

その父親の奥さん、エベットの母親になりますが、ウチの嫁さんがエレメンタリーの頃から学校の先生を務めて、とても優しく上品な先生でいつも良い匂いがしていた思い出を今でも憶えているそうです。

ずっと先生を務めて辞めてからはエベットと一緒に暮らしていましたが、数年前に乳ガンが見つかり全摘手術をしました。
その後もガンの転移で入退院を繰り返していました。

去年の年の暮れくらいにもう末期症状になっていて、胃にチューブを挿入したりで本人も疲れきって可哀想な状態が続いていました。

今週の水曜日にお亡くなりになりました。享年72歳だったそうです。

エベットのお母さんはダバオドクターズホスピタルで長く入退院を繰り返し、治療費も膨大な金額だったようです。
地元では昔から大地主のファミリーでだいぶ土地を売ったそうです。
嫁さんがもう一人のベストフレンドのオカマのジェイソンに橋渡しして、二箇所の土地を4ミリオンで買ってもらったそうです。
エベットもずっと付き添い、限界近く疲れきっていましたので、パランも嫁さんもとても心配していました。

エベットに平穏な日常が戻ってほしいです。



若い頃のエベットのお母さん




自宅での御葬式

エベットの後ろ姿をフレッドが見守っていました。