今更なんですけどね。
人気の習い事ランキングとかには入ってないけど、
演劇
やっておけば良かったなと思うんですね。
不粋な私自身は演劇や舞台にはからっきし興味も何もないんですが。
イギリスで子育てする日本人のエッセイを読んで気づいたこと。
そのエッセイによれば、イギリスの学校では演劇が必須科目なんだそうです。家庭環境などにより、適切な表現を学ぶ機会がないこともあるからなのだそうで。これは私の偏見的イメージかもしれないが、アル中の父親の暴力や恐怖に支配された家庭で育ったり、鬱の親と暮らしていると、嬉しい時に笑い、悲しい時に泣くということが学習できないのも分かる気はする。まあ普通に暮らしていても、怒っているのに笑ってしまったり、悲しいのに何ともない振りをしたりなど、そういうことってあるのかもしれないけど。
自分の心を他人に伝わるように表して、相手の心に届く表現方法を学ぶことはとても大事。
私も長く人と接する仕事をしてきた。若い頃は思いがけず怒られたりお互い嫌な思いをすることもあった。でも長年試行錯誤を繰り返して、今はストレスなく円滑なコミュニケーションを行いながら仕事を進めることができる。コミュニケーションは、万人受けする適切なある一定の型があり、それを用いることで、円滑に物事を進めることができると感じている。多くの人は私と同じように試行錯誤しながら学習していくのだろうが、中にはそれに関する感性が抜け落ちていたり、学習がとても苦手な人もいる。もちろん前述のように学習する機会が少ない場合もあるだろう。
そういう人にとっては人に伝わりやすい表情の作り方や仕草、言葉の選び方のノウハウを一から教わるのはとても有意義なことなんだろうと思う。