6月6日 その14
柘植駅で関西本線の亀山行きに乗り換え
このルートが本来の東海道に最も近いルートである。
キハ120のロングシート、来るとがっかりする車両
NO1かもしれない。
奈良方面行と行き違い、草津線から両方向の乗り継ぎに対応している。
かつてはここでSLが補機をつけた区間のためか
やたら側線が多い。
名古屋⇔大阪は関西本線のほうが
東海道本線より距離が短いのであるが
このような勾配がきつい区間が多いため
現在ではローカル線に成り下がっている。
トンネルが勾配の頂上で、少し下ったところにホームがある。
駅ではなく中在家信号場である。
柘植駅と加太駅の間にある信号場で、いわゆる加太越えといわれる
25パーミルの勾配を超えるための設備である。
廃止にはなっていないが、現在は使われておらず
休止状態である。
この図のように、スイッチバックで行き違いをしていた。
この右側の草生した上の部分が
引き上げ線が引かれていた場所であろう。
加太駅も今となっては無駄なほどホームが長く
亀山の一つ手前、関駅で下車した。