『お香典袋』のこんな話 | グランディメモリー社長 木野島ブログ

『お香典袋』のこんな話

先日、このようなご質問を受けました。
「『葬儀』で使う香典袋と『法事』で使う香典袋は同じでいいですか?」


そもそも「香典」は書いて字のごとく、昔は弔問の際には焼香するため自分の「お香」を持参しました。


ところが、戦争などで大黒柱を失った家族に生活の足しに…と『お香』の持参→『現金』に変化したといわれています。
「香典袋」の『香』の文字にはそんな歴史が残されているのです。

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こちらは三回忌以降に使われる黄と白の水引を使用した一般的なお香典袋。


三回忌以降は故人とご先祖への供養の意味合いから黒と白の水引は使わないとされているのです。


日本独自の葬送文化。
こうした文化が風化しないよう私なりにセミナーやブログで来年もお伝えしていきたいと思います。