つかこうへいさん逝く…
「先に逝くものは、後に残る人を煩(わずら)わせてはならないと思っています。
私には信仰する宗教もありませんし、戒名も墓も作ろうとは思っていません。
しばらくしたら、娘に日本と韓国の間、対馬海峡あたりで散骨してもらおうと思っています。
今での過分なる御厚意、本当にありがとうございます。」
このような遺書をすでに今年元旦に書かれていた劇作家、演出家であり小説家のつかこうへいさん。
62歳の若さでご永眠されました。
在日韓国人二世だからこそのペンネーム。
在日の身分が「いつか(こうへい)公平」な世の中になりますように…と思いを込めて。
折しも過日オンエアされた「エチカの鏡」でも『自分の生きた証を残すか、残さないか』をテーマに特集が組まれたばかりでした。
つかこうへいさんには「生きた証」として、素晴らしい作品が残り、継承されていきます。
しかし、ご自分自身は(遺骨やお墓など)何も残さない…という遺志を託されたのです。
一人の父として。
残されたお嬢様のことを考えての最期のメッセージだったのでしょうか。
心からご冥福をお祈り致します。…合掌…
私には信仰する宗教もありませんし、戒名も墓も作ろうとは思っていません。
しばらくしたら、娘に日本と韓国の間、対馬海峡あたりで散骨してもらおうと思っています。
今での過分なる御厚意、本当にありがとうございます。」
このような遺書をすでに今年元旦に書かれていた劇作家、演出家であり小説家のつかこうへいさん。
62歳の若さでご永眠されました。
在日韓国人二世だからこそのペンネーム。
在日の身分が「いつか(こうへい)公平」な世の中になりますように…と思いを込めて。
折しも過日オンエアされた「エチカの鏡」でも『自分の生きた証を残すか、残さないか』をテーマに特集が組まれたばかりでした。
つかこうへいさんには「生きた証」として、素晴らしい作品が残り、継承されていきます。
しかし、ご自分自身は(遺骨やお墓など)何も残さない…という遺志を託されたのです。
一人の父として。
残されたお嬢様のことを考えての最期のメッセージだったのでしょうか。
心からご冥福をお祈り致します。…合掌…