ジミー大西さんの泣ける話
ジミー大西さんといえば、今や世界でも認められた画家の一人。
さんまさんの付き人時代は、常識にとらわれない(笑)行動ばかり。
さんまさんでさえ、舌をまいた逸話の数々が伝説の域で今でも語られています。
そんなジミー大西さんのルーツを探るドキュメント番組がNHKで放送され、私は感銘し涙が止まりませんでした。
彼の心のルーツは、ある少女との出会いにありました。自閉症だったジミーさんに言葉を話す勇気を与えてくれた同じクラスの女の子。8歳の初恋でした。
そして、その女の子の突然の死。
その日から、ジミーさんは誰に教わるでもなく、彼女の机にお花を手向け続けたといいます。
夜になれば天を見上げ、女の子の名前を星に名付けました。
番組の終盤…地中海のマルタ島にたたずむ彼の姿がありました。
彼女へのメッセージを平らなサボテンに刻み、30年経ても変わらぬ想いを海へ。
「人を想うこと…それは、想い出してあげること。」
ジミーさんのさりげない一言は深く静かに私の心に染み入りました。
皆さんは、亡き人をいつも思い出してあげていますか?