グランディの独り言
バックショットで失礼致します。私、会社猫のグランディと申します。
ご無沙汰しておりました。
会社から歩いてすぐの新宿御苑には毎日お花見目当てに大勢の方が訪れています。私は相変わらず春の陽気に誘われ、ひたすら睡魔と戦う日々でございます。
あぁ、ねむい…。
さて、好評のグランディの法話を仮眠前にひとつ。
四ッ谷の東長寺さんのなるほど納得!のご説法をご紹介。
曹洞宗の開祖・道元禅師は「生は時なり」とお示し。時が過ぎるから生きているのです。
つまり、時が止まれば死となります。
私たちはややもすると時が進むことを敬遠しがち。
確かに私グランディも若い頃の高所からの華麗なるジャンプが忘れられず、年を重ねることを正直恨むこともあります。
衰えを嘆いたりするのは日常茶飯事。
ただ、いくら嘆いても時は進み、年を重ねた自分がいるのが現実。
そこで、道元禅師は、「だからこそ、変えることのできない過去にこだわるよりは過去を礎(いしずえ)としてとらえ、より良い未来をイメージし今を生きるほうが現実的では?」と問うておられるのです。
どうです?皆さん?
師という存在はいつも心を清くしてくださいます。
これからも心に残るご法話と出会いましたら私、登場させていただきます。
ではでは、しばらく夢見心地の世界へ…。
