都心で増える新しいお別れの形
都内で特に目立って増えている新しい『お別れの形』が、無宗教葬。
そこで、先日、葬儀社さん向けの無宗教葬ハウツウDVDの収録を行いました。
書いて字のごとく、宗教的な儀式はなく、お式にはお坊さんなどの宗教者もおいでにはなりません。
では、いったいどのようなお式なのか、なぜ、無宗教葬とよばれるお式が都心を中心に増えているのか興味を持たれる方々も多いと思います。
都心を中心にこうしたお式が増えているのは、元々お付き合いのあるお寺(菩提寺)がなく、時代とともに宗教離れが進み、一方で形式的なお式ではなく、その人らしい個性を活かしたお式を望まれる方が増えてきたことが、無宗教葬の増加につながっています。
お式の内容は、ごく一般的な例としては、その方のお好きだった音楽が流れる中、開式→黙祷→足跡紹介→親しかった方々からのお別れの言葉→弔電紹介→参列の方々へのお礼の言葉→献花。
こうでなければいけない、という決まった進行や項目がないだけに葬儀担当者の経験や実績、司会者の力量により、式の良し悪しが決まってしまいます。
今回、収録した無宗教葬のハウツウDVDが完成しましたら、進行のイメージだけでも動画でご提供できれば、と考えています。