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Genuine Savile Row(本物の背広)のブログ

スーツの解釈は様々です。

このブログではオーダー(カスタムメイド)スーツの話題を中心に私なりの見解を述べていきたいと思っています。

 

最近は、貝ボタンが標準の鎌倉シャツや東京シャツの高級ラインなどのドレスシャツを購入しているため、過去に購入した樹脂ボタンのシャツが見劣りするようになりました。

シャツ自体は決して悪くない、むしろ高品質なものも多く所有しているので、ボタンをグレードアップすることにしました。

 

折角なので、この際ボタンは最高級の白蝶貝にすることにしました。既製服では10000円以上するシャツに付いているものです。

 

私は川西町のネットショップで購入しています。種類は少ないですが、さすが日本一の貝ボタンの産地、かなり安価に入手できます。

 

取りあえずシャツ3枚分のボタンを入手。どのシャツのボタンを付け替えるか、これから検討します。

 

 

先日購入したDAKSのスーツです。

紹介は前回のブログで終わるつもりでしたが、着用例を示したかったのと、新たな発見があったので、再度掲載します。

 

サイズは本当にぴったり。私好みの蹴回しが大きいタイプで、裾にかけてのフレアラインを出してあります。既製服なので右手が僅かに長い私の袖丈には合っていませんが、これは当然でしょう。

袖が飾りボタンである『開き見せ』ですので、実際に開くよう『本切羽』に改造すると同時に長さを調整すればフィット感と高級感を同時に高められると思います。

 

人の体は肩から背中にかけて僅かに湾曲しているものですが、安価な既製服だと平面的な作りであるため、着た時にその部分が突っ張ったようになるのです。

これを回避するために人の体のラインに沿った作りになっています。

 

 

襟の裏です。

襟の寸法を変更できる『襟髭』仕様です。

更にDAKSのロゴ刺しゅう入り。その気にならないと見えない部分まで抜かりがありません。

 

本日が初の着用でしたが、他のオーダースーツと共に長く愛用したいスーツです。


オーダースーツを着ると既製スーツには戻れない、とよく聞きます。
安価な既製服なら分かりますが、果たして高価な既製服でも同じことが言えるのか?


それを検証する機会が得られました。
こちらは、型落ちのDAKSのスーツです。
DAKSと言えばネクタイなどの小物のイメージがありますが、スーツやコートも販売しています。



まず仕様面から。
最近では滅多にお目にかかれない、ピークドラペル、チェンジポケット(スラント)。
水牛ボタンに本台場、D閂(パンツのみ)とポイントは押さえてあります。
敢えて本切羽ではなく、生地の重なりの多い開き見せ。本切羽への加工がし易いです。

生地はブランドタグこそないものの十分上質なウール100%。
裏地は主にキュプラ。しかも3種類の柄を使い分け。
耐久性の求められる内ポケットのみポリエステルとしたことは好感が持てます。ブランド品らしく随所にDAKSのハウスチェックやロゴがあしらわれています。
付加価値が高い部分です。


試しに羽織ると、サイズは完ぺきにフィット。
着心地は既製服としては抜群に良いです。ハンドワークが多用されているのでしょう。

シルエットはブリティッシュらしく緩やかなコンケーブショルダー。肩のしっかり感があります。
ウエストから裾にかけてはフレアなラインを描いており、サイドベンツも収まりが良いです。

自分が普段オーダーしている仕様に近いことに加えて、サイズ、着心地とシルエットの良さが重なり、
とどめは『超特価』ときたことで、数年ぶりに既成スーツの購入となりました。


ブランド品でも既製服はオーダーにはかなわないのか?
答えは、いい勝負をすることもある、でした。



先日見てきた、ネイビーのチェック生地、アリストン。よくよく考えるとやはり派手になりそうだったため、ほかの選択肢を探すことにしました。

ロロピアーナのジランダードリームで似たような柄でより彩度の低いものを見つけましたが、ロロピアーナならではの艶感は全くなく、早々に候補から除外。

コストパフォーマンスを考えて同じイタリアのカノニコを見てみました。柄・彩度共にアリストンと酷似したものを発見するも、やはり明るい色目なのでこちらも候補には成り得ず。

次にイタリアのデルフィノ。初めて検討する生地ブランドでしたが良い感じの柄です。ちょうどアリストンをトーンダウンしたような彩度。有力候補として挙げながら、他のものも見てみることに。

再びロロピアーナへ。今度はジランダードリームのワンランク上のSuper130's(240g/m)。この中に柄は控えめながら光沢の出方が良いものを発見。

平面で比べるとデルフィノよりも地味な柄でありながら、腕に巻くように置いてみると高級感漂う光沢。一気に最有力候補になりました。

今期はネイビーのシャドーチェックで光沢のあるものを、という当初の希望を思い出し、それに極めて近いこちらに決定することにしました。シャドーチェックではありませんが、ネイビーのグレンチェックは挑戦する価値ありとの判断です。




裏地は反対色のベージュや彩度の低いピンクを検討するものの、年齢を考えて一番無難な同系色としました。

サイズ感は微調整してもらいましたが、今回初めて知ったのはパンツの股上のサイジング。
前、横、後(ヒップ)のサイズを独立して調整できるとのこと。今回は前のみ5mmダウンとしてもらいました。

納期は1カ月半後の予定です。


ポケットチーフが最近のマイブームです。
私のコーディネートは、ネクタイと同系色、が基本。冒険しないレベルに抑えています。
安価なものでも、天然素材(シルク)であれば十分かと思います。

チーフをするだけで一気にファッション性がアップしますが、それ以外の部分の見られ方のハードルも同様にアップします。

もうこれ以上ファッショナブルにできない、というくらい身なりを整えた時に、初めて活きるアイテムではないか、と思います。



完全なオーダーではない限り、既製服のドレスシャツが100%フィットすることはありません(多分)。

したがってどこのシャツを買っても、どこかを妥協する、ことになります。


私が持っているシャツの中で一番サイズの妥協が少ないのが、メーカーズシャツ鎌倉のスリムフィット。

生地や縫製レベルを考えてもコストパフォーマンスが高いので所有率が最も高いです。


実はサイズの妥協がまずまずあるもののコストパフォーマンスの高さで最近気に入っているのは、ユニバーサルランゲージのレギュラーフィットの ”アウトレット” です。



写真の左にあるのがメーカーズシャツ鎌倉のイタリア生地使用シャツ、カンクリーニの生地だそうです。税別で5900円、と手頃。


一方、右にあるのが、ユニバーサルランゲージのイタリア生地使用シャツ。シャツ生地大手のアルビニの生地を使用していながら、何と、税別4900円(アウトレット価格)。


正規価格(税別9800円)でも十分安いと思いますが、アウトレットになると一気に激安に。

ネックサイズのみ少々妥協しているのですが、なかなかこの値段でアルビニの生地+貝釦のシャツは買えませんので。


ちなみに、写真の真ん中は先日パターンオーダーしたメーカーズシャツ鎌倉の300番手。

これと比べてみても高級感は負けていません。



次に、同じユニバーサルランゲージのレギュラーサイズのアウトレット。

生地はノーブランドですが、手触り、光沢感、ともにかなりハイレベル。

メーカーズシャツ鎌倉の200番手より上、300番手よりは下、という感じです。

これが、貝釦を使用して、税別3900円なんです。


これは正規価格だと税別7800円ですが、それでも安いと思います。


今年の2月からパターンオーダーを開始したユニバーサルランゲージ。

パターンオーダーでサイズの問題がクリアできるので、あとはコスパの高さが維持できるかどうかですね。



先日見つけた英国ヴィンテージ生地 が1カ月間ずっと気になっていましたので、再度見てきました。


グレンチェックのスーツは憧れがあったので、今までに様々な生地を見てきました。

一時的には、チェック柄が強いものに惹かれるのですが、後で写真をみたり職場での着用をイメージすると目立ちすぎる気がする。かと言って、控えめのものには惹かれない、となかなかしっくりくる生地を見つけられないでいました。


しかし、この英国ヴィンテージは今までになく印象に残るもので、改めて見てもやはり良いと感じるものでしたので、こちらに決定することにしました。


春夏物ですが、ベストもオーダー。

元々ヴィンテージは短い(2.9m以下)生地が多いのですが、こちらは3mあります。

私の体型ですと、上着を生地を多く使用する本台場にしてもぎりぎりベストが作れるとのことでしたので、貴重な機会であると考えたわけです。


今回、『初』の試みとは、


・グレンチェック

・モヘア混

・春夏物の3ピース

・春夏物のヴィンテージ


いつもながらあれこれ細かい注文をしましたので、1カ月半後に仕上がり予定です。



三陽商会がライセンス契約をして販売していたバーバリーロンドン、バーバリーブラックレーベル

が昨年販売を終了し、先ごろアウトレットも閉店しました。


今後、バーバリーを新品で購入するとなるとバーバリーの直営店で、ということになります。

そこで、今まではどうせ買えないから、と立ち寄ることさえしなかったバーバリーの直営店に

ふと思い立って行ってみることにしました。


と、その前に旧バーバリーブラックレーベルである、ブラックレーベルクレストブリッジへ。

三陽商会は元々高品質なコートを販売することで定評がありましたので、ブランド名が変わっても、

ほぼ同じデザインと品質で販売されているようです。これはこれでファンは安心できます。


次に、旧バーバリーロンドンである、マッキントッシュロンドンに立ち寄りました。

こちらはブラックレーベルよりもボタンや生地がワンランク上ですね。

デザインはブラックレーベルが好きですが、より良いものを、という方にはこちらがお勧めできます。


そして最後に、バーバリー直営店へ。

ベージュやネイビーなどの定番コートとは離れた場所に、一際目を引く色目のコートが。

肩章(エポーレット)と袖のベルトが本革。

尋ねてみると、期間限定品だそうで、定番品の5万円アップとのこと。

ただ、そんな価格差があることなど吹っ飛んでしまうほど高級感が凄かったです。



私は

『一生ものだから』とか『最低10年は着るから』高価なものでも長持ちするものなら無理して買う

という考え方はあまり好きではありませんので

今買って着る価値があるかどうか、で判断するようにしています。


そういう観点で考えると、今の私には背伸びし過ぎかもしれません。

最近、かなりの確率でアパレル販売員の方に、


「そのスーツどちらで購入されたのですか」


と尋ねられます。


「オーダーです」


と答えると、


「やはりそうですか」


と。


理由は、ピークドラペルでビジネス向きの生地やスーツを探しているが既製服では見つけられないから、だそうです。


流行ではないので既製服にはありませんが、確実にニーズがあるということでしょう。

アパレル販売員の方は流行の服を着るもの、と思い込んでいましたが、ご自分の好みをはっきりお持ちの方も多いのだと分かりました。


オーダーの醍醐味は、何も体にフィットしている、ということだけではありません。

自分だけの仕様に出来る、ということでもあります。

ただし、既製服にないものを選択するということは、どう見られるのか、

を理解(覚悟?)した上で、ということになりますが。



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初めてパターオーダーした鎌倉シャツの300番手シャツが完成しました。


畳んである状態でも200番手との違いは感じられます!!

明らかに光沢が強い。

白無地は本当に差が出ますね。




タグにはMade to Measure の文字が。オーダーしたことの証です。

だから何?って何もないですが。




200番手以上は標準で高級な白蝶貝のボタンとなりますが、オーダー品はまた別の白蝶貝です。

左が今回のもの、右は200番手の既製服です。

どっちが高級品か、と言われると、正直分かりませんが。



これは良いものを知ってしまいました。

何枚も買えるものではありませんが、何かの機会に自分へのご褒美として

買っていきたいです。