わたしの就職失敗談・・。 | 保育ばあば 徒然日記(こんな保育、いいのかな・・?)

保育ばあば 徒然日記(こんな保育、いいのかな・・?)

保育歴40年以上。ガンの治療のため、今は自宅療養中。待機児童解消、保育政策など、思うことや情報、アレコレ。この年齢になってはじめて気付いたことなど、日記に綴ります。

こんにちわ。 保育ばあば、です。😊😊😊

 

 

保育園に入りたいこどもたちが困らないように・・、

 

そう、待機児童政策で、

 

たくさんの、大小の保育園やこども園が増えました、ネ?

 

 

最近は、むしろ作りすぎ・・。

 

出生数が少ないのに、こんなに箱ものばかり

 

作ってどうするのか、

 

とか、わたしは、思いつつ眺めています。

 

きっと、私が若い頃のように、

 

自然淘汰して、生き残った園が経営を頑張るのかと思います。

 

 

さて、私は、某政令指定都市の公立保育園を定年、再任用

 

まで、長々と35年、勤めていたのですが・・。

 

 

その後、大規模の私立幼稚園にパートで入ろうと考えて、

 

保育フェアでブースを通じて、見学や面接に至り、

 

スムーズに採用されました???。

 

これは、後から考えると、大きな間違いだったのですが・・。

 

 

見学に行った時は、ひたすら笑顔で、次に園長になる

 

園長の娘さんが走り回って対応してくれました。

 

そう、まさに、走り回っていたのです・・。

 

見られたくない所があったのかという位に・・!!

 

これでもかというくらい、笑顔満面で。しかも、

 

「最近の若い先生達は、すぐに辞めちゃうんですよ。」

「どうして、辞めるのかしらって、ね~。困るわ」

 

とか、言いながら・・。

 

 

これは、心に残りました。真顔はてなマークはてなマークえーはてなマークはてなマーク

 

 

4月から採用なのに、

 

3月末に電話があって

 

「1日は入園式なので、2日からスタートするように」

 

えっ? いえいえ、1日からでいけませんか、と聞いても

 

応じない・・。

 

更に、入職に際してのオリエンテーションは一切なし。

 

 

私は、更に不安を覚えながら初日の2日に、出勤しました。

 

 

ところが、ここで分かったのは、

 

新年度になって、園長が変わった(次世代)こと、

 

以前から会議とかは殆どなく、

 

子どもが帰るまでの保育体制は、結構思いつきのような?

 

しょっちゅう、変更、変更で、正規職員も分かってない現状。

 


初日で、実は退職したくなりました。ショボーンえー

でも、そこを堪えて、と思っていると、

 

コロナ対策のため、幼稚園は休園に・・。

 

仕事でどうしてもの方だけの保育となり・・、

 

なんとなく続けていくことになったのですが・・。

 

 

そこで、分かったこと。

 

園児の出血や所在が把握ができない幼稚園・・、

 

でした。汗 ガーンえー

 

 

通園バスで帰る子どもの数は100名以上・・、

 

夕刻や延長まで預かり保育で保育する子も同じ位いる、

 

また、日替わりの課外授業があって、

 

サッカー、英語、造形、ヤマハ、などなど・・。

 

 

その日で、出席する子はその時間だけ、園内にいるものの

 

保育室には一時的に不在・・。

 

 

すると、正規職員の先生達が、

 

まだ、入職して3か月足らずの私の所へ走ってきて

 

「**ちゃん、いますか~?あと、**ちゃんも!」びっくりはてなマーク

 

って?? すると、そこにいる子どもたちが

 

「先生、ここにはいません・・」はてなマークはてなマーク

 

と、幼稚園の先生にお返事すると、一旦は去るものの、

 

また、暫くして他の先生も同じくやってきて聞く・・。はてなマークはてなマーク

 

 

びっくりしました。はてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマーク

 

大規模な園での勤務経験もあるわたしからすると考えられない。

 

 

青ざめました・・。

 

 

それを経て、僅か数週間のうちに、パートでありながら、ニコニコ

 

「今日は**ちゃんは、課外です。〇時になったら戻ります」

 

とか、

 

「1歳児の弟君の先生が、今日はお兄ちゃんは~で園をお休みって言ってましたから。確実です」うさぎのぬいぐるみ

 

「〇時に、**ちゃんなら、おうちの方と、もう帰られました」

 

という具合になり、なんだか頼りにされてしまいました。笑

 

 

私が出勤するのは、幼稚園の園庭でこどもが遊ぶ時間・・。

 

門を入ったとたん、たくさんの子どもたちが

 

「Tせんせい、おはよう」「ねえ、Tせんせい、今日も遊ぼ!」

 

ぞろぞろ、ぞろぞろ、付いて歩くこどもたち・・。爆笑照れニコニコ

 

日に日に、、メンバーも増えて、皆にこにこ・・。

 

 

では、なぜ、私は辞めたのでしょう?

 

 

実は、ある日、ぱったりと子どもが朝そばに来なくなりました。

 

幼稚園の先生達、どうも、それがイヤだったらしく・・。

 

話しかけたそうにしていても、こどもたち我慢の表情です。

 

 

それだけでなく、ここでこんなこともありました。

 

聞いてしまったのです・・。私に言いましたびっくりマークびっくりマーク

 

次世代に園長職を引き継ぎ、退職した園長じきじき、

 

「こどもを教育するのに必要なら、叩いてもいい」ガーンプンプン

 

 

は??????、なんですか~~~~??????

 

冷や汗が出て、止まりませんでした。

 

 

実際、幼稚園の園庭で、子どもを集めて先生が話す時に、

 

静かにさせるのに、ものすごい大きな音で笛を鳴らす、

 

室内でも、静かにさせたいと笛を鳴らす・・。

 

 

それから、すぐに静かにしなかったことを延々とお説教、

 

約15分以上??・・。

 

 

ここは、幼稚園ですよ。思わず言いそうになる・・。

 

 

それだけではなく、

 

認定こども園なので1歳児、0歳児もいる中で、

 

1歳児のこどもにも、長々と叱りつけて叩く先生がいて。

 

 

それを私のそばで見てしまった4歳児の女の子が、私に

 

「Tせんせい、あれ、あんなに・・」と、泣きそうで・・。

 

私もどうしようもなくて、抱きしめてその場をやり過ごし・・。

 

 

そうではない先生も中にはいました。

 

そのうちの一人は、パートの方でしたが、

 

「T先生、これでは、いけないし、力をかしてください」

 

と、協力を求められたのですが・・。

 

この先生とは、普段から話し合いどうすればこどもにとって

 

延長保育も充実できるのか、

 

一緒に頑張ってきたところでしたが。照れウインク

 

 

あまりにも、ずさんな体制、

 

一緒に4月に新卒で就職した若い先生の暗い表情、

 

「どう?先生・・」と彼女に効くと、

 

私を見つめるとややあって下を向き、首を横に振る・・。ショボーン

 

 

そうか、こうやって若い有望な先生が辞めて行くのね・・。

 

 

手をこまねいているばかりではなく、

 

新園長さんにも、「こどもにお話しする時に笛は必要ですか」

 

とか、話をしたこともありました。

 

「その先生にも、前に話したのですが・・」

 

歯切れの悪い返事しかありませんでした。不安

 

 

ダンスを毎日やらせてしこむなど、保護者に見せるものは

 

技術やノウハウの点では、継承されていますが。

 

 

それ以外は、非常にずさんで、

 

規模も大きい、昔からの体質が変わらない、

 

そんな所で働いて神経を消耗するのは止めよう、悲しい

 

やりすごしているのは、その人達となんら変わらないことに

 

なってしまう。加担していなくても・・。

 

 

結局、7か月で退職を希望しました。

 

 

そのままでは、いけないと、プンプン

 

退職もほとぼりがさめたであろう頃を見計らって、

 

そこの自治体に電話をして、

 

当時話題になっていた、不適切保育の実態の報告と、

 

園児の安全をしっかりみられるように指導してほしい、

 

しっかり、そうお伝えしました。チーン

 

 

実際に、自治体ではちゃんと指導してくれたようです。びっくり

 

 

でも、今はどうかは知りません・・。

 

 

凄い人気?の、昭和の時代からある歴史ある幼稚園・・。

 

見学はいつも職員の笑顔でピカピカで!!!

 

園舎は、どこもかしこもピカピカで・・。

 

Face*ookにも、動画付きで、のびのび遊んだり

 

楽しそうなのがいっぱいで・・。

 

 

そう、それを見ただけでは分からない実態が・・。

 

ここだけではないと思います。

 

 

これから就職される皆様、

 

よ~く、見て、聞いて、考えて・・。

 

私のような失敗に至らない様に・・。

 

 

Good  Luck!! 祈ってます。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。