昨日は6年ぶりに女房と大須に出た。
6年前父が亡くなった時、相続した銀行口座を解約しに亡くなった母と出てきて以来だと思う。
父はいくつか銀行口座を持っていたのだけど近所にあった「協和銀行」がドンドン合併、吸収のはてに「りそな銀行」になって実店舗がとても少なくなったが父の生前は本人が行かないと解約できないのに父が入退院で行ける状態でなく、結果亡くなったあと相続証明書類で母と解約に訪れた以来だったわけです。
その時母の希望でそのお金で田中貴金属で金を買ってついでに矢場とんの本店で母と昼を食べに行ったのを覚えています。
母の生まれはこの矢場町周辺で当時実家は家具店をしていたと聞いています。職人だった祖父のこと、戦争で焼き出されたこと、尋常小学校も卒業できなくてずいぶん後に同窓会みたいな卒業式をして卒業証書をもらったこと、矢場とんも戦前は甘味処みたいなものだったと聞いて驚いたことなど懐かしく話していたことを思い出します。
昨日はその時の金を少額ですが売却に来ました。たった6年の間に円安のせいもあって倍以上になっています。
今回は女房は肉はいただけないので矢場とんでなく久しぶりに大須のコンパルに。
私はポークサンド、女房はミックス。挟んでいるコールスローの酸味が絶妙。ここはアイスコーヒーは昔からグラスに氷だけ入れてあるところにデミタスのコーヒーを客席でゲストがあと入れするタイプ。
店の造りも昭和レトロだけどお客さんも昭和を感じる人ばかりでタイムスリップした感じ。
その後女房が古着の着物が見たいというのでコメ兵のキモノ館に。しかし気に入った出物が無く手ぶらで帰るつもりだったけど、せっかくだから松屋コーヒーでもう一杯だけコーヒーをと足を運んだら、店先で会長に捕まった。
会長、おん歳87歳、矍鑠として店頭でコーヒーの蘊蓄語ること、勢いドリップコーヒーを実演、試飲させていただいて女房は名刺交換するはめに。空手では帰れずコーヒー豆など2万ほどお買い上げ・・・なんかもったいない気もちょっとするけど美味しかった。さすがの一杯。外さない。いい仕事してますね。
この街は不思議な魅力が残ってる。