喪服 | 雲の呟き

雲の呟き

流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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悪しからず御理解願います。

兎角不祝儀というのは予定が立ちません。

葬儀社に勤めている知人がいますが、約束ができなくて困るとこぼしていたのを思い出します。

先日ガンが悪化した一回り上の従兄弟ですが昨晩脳梗塞を併発したらしく意識混濁していて危険な状態だと次女から今朝連絡がありました。

実は昨晩も町内の同年代の御母堂が亡くなって通夜に行ったばかりでした。

同居する母とも同年の米寿でしたが数年前から認知が酷く施設に入っていて息子さんが見舞いに行っても分からないほどだったらしく、去年町内会長だった頃「早く逝かんかなぁ」と口の悪い憎まれ口を息子さんが言っていたものですが、さすがに現実になるとホッとしたのが半分、寂しいのが半分でしょう。コロナの時節柄三密を避けて予定の通夜時間より1時間外して遅れて御焼香に伺いました。

ところがいざ出ようと黒を穿こうとすると3年前に父が亡くなった時買ったはずの黒が入らない。

ホルモン治療とコロナぶとりでどうしょうもない。仕方なく息子のを借りて通夜に出向きました。

今朝の連絡にこれはまずいと急いでイオンまでぶら下がりを新調に行きました。女房も同様で黒がないということで二人して。

売り場で売り子さんと相談していると私たちのようにコロナぶとりで新調される事情が急速に増えているらしいです。

不景気で給付金頼みの業界もあれば忙しくなる業界もあるのだなと実感しています。

黒は袖を通すと続くと言います。

母にうちから出さないよう用心してくれよ。と。

ご自愛ください。