再会 | 雲の呟き

雲の呟き

流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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「読んだよ」程度のコメントはご遠慮させていただいています。
悪しからず御理解願います。

長女が大学を降りるか降りないかだった頃、名古屋の伏見のギャラリーで初めて個展を開いたのです。

駆け出しの新人イラストレータの個展です。誰があいてにしてくれるものかとも思いますし、今から思えば稚拙だったようにはばかられます。

それでもありがたいことに数枚の作品を何人かにお求めいただきました。

中に私も気に入っていたものにピンクの衣装を着てバレエを踊る子ども?たちのイラストがありました。

早々に売れてしまって、嬉しいようで逆に少し残念に感じたこともありました。

昨日その作品をインスタに上げているユーザーを知ることになりました。


その作品を今も大事に飾っていただいていて最近たまたま手にされた小川糸さんの「ライオンのおやつ」の装丁が娘のもので今も娘がイラストを続けていて、しかも活躍していることを驚かれたようです。

今も大事に飾っていただいているご様子。

娘もそれをきいて感動しているようでコメントをつけさせていただきました。

たぶん12年?ぶり

その間に卒業し名古屋でも下積みをし、チャンスを求めて上京し、出版社に営業しても売れなくて、またよそ様のお世話になりながら下積みをして最近ようやくいろいろお仕事をさせていただけるまでに。

何度自分を信じられないで筆を折ろうとしたことか私は知っています。

親として今までお求めいただいたゲストやファンがいるんだから辛抱して続けようと言い続ける一方で、いつでも帰ってこいとも。

そんな12年が間違って無かったと思える再会でした。