クリエイターの性癖 | 雲の呟き

雲の呟き

流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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悪しからず御理解願います。

娘がイラストレーターであったり、私自身がミュージシャンの表現のサポートをしている事もあって、先日のバンクシーのサザビーズでのシュレッダー事件はいろんな意味で複雑に感じています。

 
アートについてみなさんいろんな解釈をされていると思います。
 
私個人の意見では音でも映像でも多くの表現はたいていその人物の感性の伝播、美しいとか哀しいとか怒りなどを見た目であったり音であったり溢れ出てくるものが形を変えて他者が感じ取れる媒体に残すことだと思っています。
 
ですから同じクリエーターであってもその作品と向き合う時にはその時々の自身のコンディションであったり時代背景だったり、20代の感性も50代の感性当然似て非なるものになってしまいます。
 
the urge to destroy is also a creative urge
バンクシーがインスタグラムで犯行声明を出したときのピカソの名言
「破壊する衝動も創造的な衝動」
 
いかにも極端に振れる表現者の自分勝手といえばそれまでです。娘も描き続けるたびにあーでもないこーでもないと加筆したがったことがありました。今でも納得できる作品はほぼ無いと言っていいと思っていますし、自分に100点つけるようでは伸びしろ無いですからね。破り捨てることはまず無いでしょうけど。
 
手塚治虫先生がやはり加筆につぐ加筆で、バージョンがいくつも存在するという話を聞いたことがあります。
 
クリエイターというのは結構面倒な性癖であることは間違いなさそうです。