自慢の母 | 雲の呟き

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母(85歳)が先日何気なく名作の朗読音源が欲しいというのです。

 

でアマゾンで名作文学全集みたいなCDと簡単操作のラジCDも仕入れてあげたのです。

 

話がそれますがいわゆる「名作」「全集」ってほとんどが明治なんですね。

 

明治維新から150年だというのに、昭和や平成の作家だって名作はあるでしょうに選者の意識ももうぼちぼち変わらないと。

 

それはいいとしてCDなんて音源データとはいえ朗読も早く読み上げるわけでもないので結構なサイズでも音読できる範囲など限られていて数十分のデータなど作品のほんの「さわり」「つかみ」で終わってしまいます。

 

これで全集とはいかに?

 

ま、覚悟はしていましたけど、漠然と「名作」という母にとりあえずこれで琴線にふれたものだけ実際に読んでみたらと伝えたのです。

 

母の警戒していたのは文庫本なんかの字が小さくて根気が失せるのが嫌で本から朗読と言っていたようです。

 

で案の定続きが知りたいという母に余っていたアマゾンのタブレットにキンドルをインストールして希望した谷崎純一郎をダウンロードして読めるようにして渡したのです。

 

電子書籍ならフォントサイズも大きくできるのでとても読みやすいと言いちょっとしたマイブームになっています。

 

母は以前村上春樹の「1Q84」を渡したことがあるのですが、私が前編のつかみであきらめたのに(私はだいたい本が嫌い(-_-;))後編も欲しがって結局全編読み切りました。

 

自分が85になってやれるかというか、まず好奇心を持続させることができるのは大したものです。