最後の講義 | 雲の呟き

雲の呟き

流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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NHKの番組ですが先週福岡伸一教授の回を拝見しました。

生命、人間というのは1年もたつと分子レベルではそっくり別物に変わっているというくだりがあって、我が意を得たりと強く賛同していました。

私と同じ病気の方はよくご承知でしょうが3ヶ月前後で免疫細胞を含め血粒のほとんどは変わってしまいます。

喫煙者でも3ヶ月程度禁煙すれば肺の汚れも消えるときいたことがあります。

ではどうして病気は無くならないのか?

遺伝子情報にバグがあるんでしょうね。

コギトエルゴスム

我思う故に我ありという有名なデカルトの言葉がありますが、命は物理的、化学的な組成だけでは成り立っていません。

電気的、化学的、しかも設計情報に基づいた反応すべてが生命を生命たらしめています。

ではその誤情報を修正、あるいは除去すればリウマチのような自己免疫不全の病態を克服できるのでしょうか?

人間には60兆という細胞があるそうです。

それはとても微妙なバランス、福岡伸一教授の表現を使うと「動的平衡」を60兆の細胞で保っていて、某かの要因があって免疫不全の情報が形成されたと思うとそんなに簡単な話ではないように思います。

それこそ神の領域、しかも個人を個人たらしめる因子もあって除去することが最良とは限りません。

癌の因子ですらiPS細胞の培養で役立ったことを聞いたことがあります。

何が必要で不要なのかすら理解できていません。不要なものなど無いかもしれません。

ということで私もリウマチとまだ付き合っていくほかなさそうです。