Mike Stern | 雲の呟き

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流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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昨夜はブルーノート名古屋でマイクスターンのユニットを女房と出掛けました。
 
ピアノに小曽根真氏、ベースにトムケネディ、ドラムにサイモンフィリップスというカルテット。
 
4人ともさすがのドライブ感、グルーブ感、演奏そのものは1っ級品。ピアノのFazioliの音、キラキラしていてキレイだった。もちろん引手の技量のおかげもあるでしょうけど。
 
サイモンは大昔東京ドームでミックジャガーのサポートしているのを見て以来。タムもシンバルも結構な数で要るのか?と思うけどこなせているほどの手数ですから大したものです。昨今ダブルペダルでバスドラムを1個にしているドラマーが多いけど、久しぶりに見ましたツインバスドラム。
少し驚いたのはそれでもミュートは何か入れるのではなくてリム側の外周にミュート材を入れて止めていること。
久しぶりのサイモンフィリップスでしたがブラシワークもさすがのアクション。ただこの人のビートフィーリングはベーシックには8ビートなんだなと感じました。むろん4も無難にこなすのですが固有にもっているフィーリングはロックなんだと。
 
小曽根さんのソロワークとそのセンスのスマートさはやはり素晴らしい。だけど今日はギターバンドのサポートの印象があってハモンドを多用しているようでした。小曽根さんもオルガニストというよりはどっちかというとピアニストだと感じていて少し控えめな印象に思えました。
 
トムケネディ氏は大変申し訳ございません。あまり存じてませんでしたがすごいベーシストです。私の不勉強といえばそれまでですが、こんなすごい連中がまだまだアメリカにはゴロゴロいるんだなと思いました。
 
マイクスターンは歌もいけてるし、オリジナルで構成されているライブを体験するとジャズよりはフュージョン、フュージョンよりはブルースに近いギターでカテゴライズしにくい内容でした。アンコール代わりのラストがジミヘンのレッドハウスだったのはその典型でしょうね。数年前に手を痛めた後遺症で指がまっすぐ延びきらないほど不自由なのにあのプレイは信じられないものです。
 
ジミヘンドリックスというのは彼のようなトッププロでもやはりギターヒーローなんだなと改めて感心していました。
 

車で行ったのでのめなかったアーティストカクテル。

マイクだけ終演後CD販売とサイン会にすぐ出てきてくれました。小曽根さんと久しぶりにお話したかった。

音響的には各パートのバランスがどうも不自然だったという印象で。私ならもう少しだけギターを抑えてドラムと鍵盤のレベルを上げたのではとストレスためてました。ギターバンドですからこれでいいんでしょう。