日曜は斉藤純さんというプロのドラマーが店でドラムクリニックと地元のプロ2人を入れてトリオのミニライブをしてもらいました。
斉藤さん、65歳私より先輩ですが17歳で当時長谷川きよしのバックからプロ活動を始め21歳で渡米。今でこそゴロゴロプロでもアマでも特にジャズミュージシャンを目指す多くの登竜門としてボストンにあるバークリー音楽学院ですが、古くは秋吉敏子、渡辺貞夫プロから始まって今なら上原ひろみさんなども卒業したジャズミュージシャンなら知らない人がいない学校です。
ここを出てNYなどで永く演奏活動をしパットメセニー、ゲーリーバートン、ジョージベンソン、チックコリア、ラリーコリエル、日本では金井英人、ミッキー吉野、渡辺香津美など数々の著名なミュージシャンと共演。一時は母校バークリーで講師も勤めるなど芸歴48年、これだけを聞くととんでもないレジェンドに思います。
が白状すると私まったく知りませんでした。その意味では彼は表よりいつもその演奏を強くサポートするドラマーだったのだと思います。
その彼がうちの舞台に立って、集まったのは名古屋のプロ、セミプロのみ。古くから師弟関係だった縁のようですが今はもうとっくに独り立ちして立派な金看板です。その方たちを生徒にしてのクリニック。プロがプロに教えるクリニック。とても素人が寄り付けられるものではありませんでした。
ジャズの世界でインタープレイで4ヴァース、つまり4小節ずつ互いにプレイを交換するというスタイルというかドリルというかあるのですが、ドラムセット2台置いて、二人で4小節ごといろんなリズムパターンのフィルインを続ける。それも延々と。
凄い空気感。異様とも言える雰囲気。二人ともプロです。
いやいいもの見せてもらいました。
終わって、実は斉藤氏、店にお泊りになりました。うちの店は簡易ベッドもシャワーもあって寝泊まりできます。
ご一緒させてもらいました。(別室で)。
シャワーを浴びてソファにかけられてそこからお互いパジャマトークを夜中の2時近くまで。
私も斉藤氏も酒もたばこもやりません。いたって健全。でも3時間以上でした。
翌朝名古屋モーニングへ。ここでもプロ談義。
奇妙な関係です。真面目で音楽についても音響でも考え方が共感することが多く、不思議なご縁をいただきました。
きっと斉藤氏も不思議なライブハウスのオーナーだと思われたかもしれません。
製造業の社長をしていた時には思いもつかない体験をしてます。
人生はアドベンチャーって連ドラのセリフが回ってます。