うつり気 | 雲の呟き

雲の呟き

流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
「いいね」がほしいわけでは有りません。
「読んだよ」程度のコメントはご遠慮させていただいています。
悪しからず御理解願います。

いつもうちのセッション会に来てくれるアメリカ人のベースマンがバレンタインに某ショッピングモールのテナントイベントでライブをやるというので時間があったので応援に行ってみた。

そのショッピングモールは1999年開業なのでもう20年近くになる。今でも結構な規模のものでここまで大規模なものは名古屋でもそんなに多くはない。

開業当時は私たち夫婦も毎週のように出向いていたが、その後もっと近くに同じ系列の同規模なものが2つもできたのですこぶる久しく行ったことがなかった。

想像はしていたが平日の夜とはいえその寂れようは酷かった。

シャッターの閉まったテナントエリアも目立ち、かつての雑踏はもう見る影もない。人通りもまばらでこれではライブをやってもよほど縁故でも無いと集客は出来そうに無い。

ディズニーストアがあった一角はわけのわからない服飾店になったり、空いたスペースをイベント用に改装してパークっぽくしたり苦心が見える。

人のこころはうつり気なもので古くて大事にされるものはなかなか無い。自戒も含め大抵のものは新しくて綺麗なものに皆飛びつく。

アメリカなどでも郊外の大規模ショッピングモールが廃墟になった例を見たことがあるがいろんな地権者や債権者も錯綜して運用が難しい。

古くても皆に大事にされるものになるためにはどうしたら良いのだろうと反芻しきりであった。