天国の君へ | 雲の呟き

雲の呟き

流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
「いいね」がほしいわけでは有りません。
「読んだよ」程度のコメントはご遠慮させていただいています。
悪しからず御理解願います。

あれからもう23年。

また君の命日が来た。

あの時私は仕事の準備をしていた。

女房からの電話に言葉を失った。

それから始業のラジオ体操をしながら、今朝と同じ名古屋の青い春の空を仰いで、今頃あの空の向こうに昇ってしまったんだなと思っていた。

君のお葬式の時にみたこぶしの花の白かったこと。

月日の経つのは早いな。

晃くんも誠くんも元気だろうか?

きっと立派な社会人になってるだろう。

悪性リンパ腫の治療も随分進歩したらしい。

生きていてくれていたら自前のホールで一緒にブルースやロックンロールでもやりたかった。

私も病気にはなったが生きてるよ。

病床を見舞った時に、出てきたらカバーしようとクラプトンのテープだったかCDを渡した事あったね。

逝く直前の君の内出血で赤くなった瞳を今でも忘れられん。

その眼差しの奥に途方も無い悔しい思いを感じていた。

君が喉から手が出るほど欲しがっていた時間だったろう今日までの23年。

私は何をしてきたろうか?

天国に行けたらまたやれるようにギターの練習でもしておこうか?


行けたらね。