我が家では現役を引退した4年前からそれまでドラマらしいものを見続けたことのない家族でしたが、時計替わりに7:15から朝ドラ2本立てで見ています。
今は8年前の「どんど晴れ」の再放送と現在の朝ドラなのですが、どんど晴れは現代劇で岩手の老舗日本旅館に横浜のパティシエの娘が女将修行をするというお話です。
今朝はその女将修行のなかでホテル的サービスと伝統重視サービスの「勝ち負け」の話題で展開しています。
話の中では伝統と格式というほうに軍配が上がるように描かれていました。
私も若いころよく両親に伊豆長岡にある○菱財閥の創業家由来の離ればかりで大きな日本庭園のある老舗旅館に幾度か連れて行ってもらった記憶があります。
残念ながらそんな博物館のような老舗旅館は現在○リンスホテル資本になって何とか暖簾だけは残せているようです。が昔のように一見さんお断りみたいなことでなく普通にホテルと同じ予約で宿がとれるシステムになっています。
名古屋の料亭も何軒か承知していますが私のお世話になった3軒はみな廃業されました。
ま、ドラマですから、tvですから作り物感いっぱいです。
伝統と格式にこがれる視聴者とは裏腹に市場の消費行動というのは冷徹だということですね。
引き続く連ドラ。よく考えてみると続きを見ている「あさが来た」のほうは明治維新前後に両替商から炭鉱業、銀行業に転身していった広岡浅子さんをモデルにしているようです。
革新し続ける女性、時代に適応していく力強さをドラマにしているわけで、別の意味でノスタルジックとは意見が違うものですが、実際の広岡さんのバイオグラフィーや創設した銀行や炭鉱業、大学こそ残っているようですが現在の状況を併せて考えるとやはり諸行無常と感じざるを得ません。
革新することも人間の「業」というもの。そして何も残らないという無常を感じた朝でした。