生老病死 | 雲の呟き

雲の呟き

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お釈迦様が生き物が避けられない試練を4つ表した言葉。

以前見た「ストレートストーリー」という実話を映画化したものの劇中。旅行中出会った若者が老人に「歳をとって嫌なことって何ですか?」と尋ねる。主人公の老人は若者に「自分が若かった時の事を覚えていることだ」と答えるシーンがあった。

蛇足だが主役を演じた老俳優はこの作品を最後に理由は知らないが自ら命をたったと聞いている。

昨日はチームの納会だった。残念ながら少しまだ腰から左股関節にかけて不安があって移動も心配だったし自重して失礼させていただいた。

チームの仲間やランナー友達の華々しい闘いぶりや練習を楽しんでいる様、来年度のレースエントリーの話や夢を見聞きするのは頼もしい一方で、自分が不憫というか、素直に「歯がゆい」。

息子が介護士なので時々現場の話をする中に、「自傷行為」があるらしい。

出来ていたことが出来なくなっていく。老人も病人も同じだなと思ったら、どう受け入れたら良いのだろうと思った。

世にアンチエイジングが流行りである。日本でもこの手の業界は?兆円産業だと目されている。

かくいう私もちょっと前までは筋肉量と基礎代謝の高さから体組成計では体内年齢32歳だった。調子にのって鍛えることに、若々しくいられることに歓びを感じていたし自慢だった。

でもそれもいずれ出来なくなる。早いか遅いか程度のこと。

ウェルエイジングという言葉がある。その時々の老いを楽しんで輝いていこうというものだと解釈している。

出来ること。出来ないこと。やっていいこと。やってはいけないこと。

これを「分別」という。

諦めないといけないこともあるかもしれない。

いい歳をして分別をつけるのは難しい。