料金 不払い | 【次世代の男性セラピスト養成スクール】

【次世代の男性セラピスト養成スクール】

名古屋の男性セラピスト養成スクール。アロマセラピー・デトックスリンパマッサージ・ホッスストーンの専門スクールです。これまで習得してきた海外の主要なトリートメント技法を直接ご指導します。女性セラピスト養成コース、ブラッシュアップコースなども開講しています。

男性セラピスト養成スクールのブログです。


女性・男性を問わず現役のセラピストさんや、現在セラピストの卵の方々、またお客さんとしてサロンに行っているだけでは分からないサロンの裏側にも興味がある方に向けて、ブログを書いています。


とはいうものの、またまた更新がお久しぶりになりました。

講習は普通に開講しているのですが、ブログがなかなか更新できない(>_<)。

でもこれからまた少しずつ更新していきます。



料金の不払い

さて、今日のお話は「料金の不払い」です。

実際にサロンをされている方は、不払いの経験はありますか?

私はずっとサロンをやってきましたが、これまでは一度もありませんでした。

ところが、つい最近、経験しました。



最終的には全額回収できましたが、そこまで結局1時間くらいかかりました。



出張トリートメントの依頼

普段私は出張トリートメントはしないのですが、先日、「出張してもらえますか?」とご予約のお電話が。

通常だったら出張はしていないとお断りするのですが、電話口の声がどうも、もう出張を前提としたトーン。

それに「そういえば、ホームページのどこかに「出張」という文字を入れていたかも」というのも頭をよぎりました。

それに「できるだけ早く来て欲しいので・・・」と、とてもせかされた感じで、ついついお受けしてしまいました。

急いで用意して、その方のお部屋にうかがいました。


・・・でも、今、思うと、その電話のトーン自体が何だか引っかかってはいました。

自分は「自分の直感」を信じるので、その直感が何か違和感は感じていました。



まぁでも急いで準備して、急いでその方のお部屋にうかがいました。



出張トリートメントは、自分の愛用するトリートメントベッドを持って行けないので、それだけでもとてもやりにくいです。

普段からされている方にとっては簡単なことかもしれませんが、やり慣れてないとなおさら。

BGMひとつとっても、なんかうまくいきません。

それでも、なんとかトリートメントが終わりました。




料金をいただく時になって・・・

問題はここからです。

ひとしきり片付けの段取りをして、料金を御請求したら、「うん?」・・・なんだか違和感。

すんなりお支払いいただけないんです。


そのお客様曰く、

「あ、現金が足りない」から始まって

「カードって下のコンビニ使えるのかなぁ・・・」

「あれ、へそくり、どこに隠してあったかなぁ・・・」

そして最後は

「今、現金の持ち合わせがこれだけしかないので、残りは、次にまたお願いするときに合算してお支払いするということでいいですか?」



さすがにビックリしましたが、それはできない相談でしたから、「いえ、それば困りますので」と何とかお支払いいただくように待っていました。



でもその後も、何だかんだと理由をつけては支払いを拒むそぶり。

もうその頃には、確信犯だな、と感じていました。



しかし、根負けして「もう、いいです」と言ってしまうと、また次に誰か他の出張のセラピストさんが同じ目にあいかねない。

そうなったらこちらも腹が据わりますから、トコトンがんばろうと思いました。



最後の方には「お店に持って行くので・・・」ということも言い出しましたが、いつまでに持ってきていただけるかという話になったら10日くらい先の日付・・・ 



その段階でもう1時間近く経っていましたので、もうこれはダメだなと思って、「分かりました。では、明日、私の方がまた来ますので、その時にお支払いいただければ結構です」と「明日」「この場所で」を強調して、帰ろうとしました。



もうこのあたりになると、そのお客様も「この人は絶対に引かない、折れない」と分かったのでしょう。

急に態度を変えて、「セラピストさんも今日、代金を支払ってもらった方が都合がいいですよね。私もその方がホントはいいですから」とよく分からないことをつぶやきながら(苦笑)、「あれぇ~、へそくりどこだったかなぁ」と数十分前につぶやいた言葉をまたいいながら向こうの方に向いました。



でも今度はそのヘソクリと言うものが見つかりました。それもスンナリ見つかりました。



それでもまだ足りない。でも「まだ足りないけど、もうこれでいいですか? これ以上は持ち合わせがないので」オーラ全開の雰囲気でした。


しかし折れません。


結局「あれはどこだったかなぁ~ これはどこにあるかなぁ~」とつぶやきながら、ホント、段階的に少しずつ少しずつ支払い、ようやく最後、あと800円というところまで来ました。


しかしそこからがまた、なかなか進まない。でも辛抱強く待ちました。



最後はとうとう観念したのか、財布を開いて中をみたら「あっ、ありました! ありました!」って・・・


(最初からあるのはわかっていましたよね!?)と心の中でツッコミをいれつつも、あくまでも「はい、これで全額です。どうもありがとうございました」と申し上げて、お客様の部屋を後にしました。





反省点

出張トリートメントでも2回目以降の方ならいいかもしれませんが、初回の方は「先払い」にしないといけないなと思いました。

慣れていらっしゃる方には「当たり前」かも知れませんが、普段サロン(お店)の方では「後払い」していますので、ついつい、その感覚でやってしまいました。



まぁでも、今回はこのお客様が特別だったのかも・・・とも思うようにしています。

もしくは出張という形式自体が、お店でのトリートメントよりいろいろな意味でリスクを伴うのかな、とか。

サロンではこれまで、そのようなこと全くなかったですし、気持ちよくトリートメントさせていただけますから。



時間はとっても取られてしまって、後味も悪いものになってしまって。まぁいい勉強でした。

お客様自身も、結局何のためにトリートメントを受けたの? 気持ちよくお休みになどなれないでしょ?? と思いつつ、部屋を後にしたのでした。





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