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ふらっと温泉

還暦を過ぎ、余暇のとれる身分となった。好きな温泉を訪ねてみよう。といっても先立つものが・・・。

安くて、気軽で、人情味に溢れた、稀に高級も含め、あちこち温泉の感想コーナー。

ほぼ30年ぶりになろうか。会津出張の際に洲走りの湯を訪ねた。


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その後何回かの温泉ブームでも、消息を聞くことが無く、当時、老婆が経営していたので、とっくに閉鎖になっていると思っていたが、どっこい、生きていた。


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東北道を走って走って、飽き飽きするほど走った末の鄙びた一軒湯だった印象。夜空の星が手が届くほどに近かったっけ。スナックで歌いまくったのは、「夢の途中」だったか。



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代替わりをしていて、今は息子だろうか。帳場で財布と携帯を気軽に預かってくれる。



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有名な湯治場で、かつては、流し台には湯治客が炊事する鍋釜が沢山並んでいたが、今、その面影はない。



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風呂場はリ・ニューアル。清潔感に溢れたが、効能的な印象はどうなのだろう。



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そもそも、ここへ初めて来たのは、長年の床擦れが一発で治ったとの口コミによるものだった。事実、尋常性乾癬が消えたのだった。









海辺の立地のためか、真夏のシーズンにも拘わらず、うまく空いていた。で急遽の一泊夏休み。


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今回は、小田原・石橋から海岸線の真鶴道路を行く。


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伊東市内で若干混んだほかは順調で15時着。


今回は611号室。初めて洋室。


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源泉かけ流しの”滝の湯”に浸り、食事処の”潮騒”へ。8時半からの花火に客を間に会わせるため、早めの食事。


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仲居さんの早い料理出しに煽られるように、早めに食事を終えて熱海港の海浜公園行のバスに乗り込む。5分で着いて、待つこと40分。夏の毎日曜日に行われる花火大会。今回で2回目の観覧。


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翌日は蓮台寺まで足を延ばして金谷旅館の千人風呂で日帰り湯。


走行距離333キロ。帰宅20時半。














十数年ぶりに訪れた。周りの景観が変わったのと、同じ高級感でもかつての威圧されるほどのそれではなくなったことが再訪の印象。

こちらが齢を重ねたからか宿が時節柄リーズナブルにしたからか、或いは両方か。


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とはいえ、丁寧な接客と、料理の味・品の良さは依然群を抜いている。

嬉しくて中居の新子さんには、珍しく心付け。石亭グループの修善寺の一軒である。



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生ビールのあとは、新子さんお薦めの清酒『鬼の栖』。この宿の名を冠したブランド酒。どのお客さんにも好評とか。蔵元は富士宮市。帰りには500mlを家用に所望する。



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部屋はすべて離れで、それぞれに檜の風呂が付き、もちろん他に露天の大浴場がある。満室でも部屋数が少ないため、浴場で他の客と顔を合わせることは、そう多くない。


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実は、今回はかつてご利用戴いたお客さまを対象に特別サービスなのだとか。二人で一人分の料金。しかも2回分。従って、五月までにはもう一度、同じシステムで利用できるというオマケまである。


同居の老親三人の介護を、仕事を持ちつつ、毎日こなしてくれている家人へのプレゼントの積りの今回の温泉行。


果たしてストレス解消にあいなったであろうか。翌日は初めていちご狩りを 経験。まあ大きな苺を食べたこと食べたこと。


鬼の栖HP  

【静岡 修善寺】