『第4回 山中賞』に選んでいただきました | 脚本家/小説家・太田愛のブログ

昨年上梓した新作『彼らは世界にはなればなれに立っている』が、『第4回 山中賞』に選ばれました。山中賞は、TSUTAYA中万々店の書店員・山中由貴さんが、半年に一度、「どうしてもお客さんに読んでもらいたい本」を一冊、選んでくださる賞です。昨年、ニュースでも取り上げられたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません(→こちらです。)

 

本を深く愛する書店員さんの、人の温もりのある賞をいただき、心から嬉しく、また光栄に思います。『彼らは世界にはなればなれに立っている』は、『天上の葦』の3分の1ほどの枚数ですが、同じくらいのエネルギーを執筆に傾けました。この小説で賞をいただけたことに、一層の喜びを感じています。山中さん、TSUTAYA中万々店のみなさん、ありがとうございました。これを機に、より多くの方がこの本を手に取っていただければと願っています。

 

山中賞発表の動画、山中さんからのコメント、そして、中万々店のみなさんの温かい雰囲気がツイートでご覧になれます。→こちらです