上原正三先生上原正三先生がお亡くなりになった。 幼い頃、強烈に記憶に焼き付けられた『ウルトラセブン』や『怪奇大作戦』のエピソードの多くが、先生の書かれた作品だった。 のちに脚本家としてデビューした時には、円谷出身の大先輩としてさまざまな助言をくださり、沖縄料理にさそって物書きとしてのスタートを、精悍な笑顔と温かい声でお祝いしてくださった。 小説家として仕事を始めた時には、第一声から「二刀流で頑張りなさい」と励ましてくださった。 上原先生、本当にありがとうございました。