このシリーズでお話しているゾンビの私の定義については
過去の記事をお読みください。
私がゾンビから人間になるため行動してる100のことその0
その12はこちら
今回はその13です!
ここでいう“スピリチュアル”とは、英語で言う「spiritualism」や本来の宗教的・霊的概念ではなく、
曖昧で定義のないまま使われている「ふんわりした言葉」や「正体の不明な信念」のことを指しています。
「それ、ちゃんと定義されてる?」
スピリチュアル系の言葉だけでなく、日常でもよく聞くこんな表現:
- 波動が上がる
- 引き寄せる
- ご縁に導かれる
- 本当の自分に戻る
これらの言葉に共感する人は多いと思います。
ですが、その意味や運用法をきちんと定義しないまま“信じてしまう”と、逆に思考を停止させてしまう危険もあるのです。
なぜなら、曖昧な言葉は、人それぞれの情報空間の中でバラバラの意味を持っているからです。
つまり、同じ言葉を使っていても、その内部表現はまったく違う可能性がある。
医薬品でさえ個人差があるように、
言葉の効果や意味も、その人の経験・記憶・知識構造によって変わってしまいます。
自分なりの「意味づけ」がなければ、言葉は使えない
情報空間の中で言葉を使うには、ある程度の抽象度で定義された意味構造=知識関数が必要です。
- なぜそれを使うのか?
- どんな意図でその言葉を使っているのか?
- それは誰からどんな文脈で学んだのか?
こうした問いを通じて、自分の中の「定義」を明確にすることが、思考の起点になります。
その過程で、自分と他者の「言葉のズレ」にも気づけるかもしれません。
たとえば誰かが「引き寄せ」という言葉を使っていても、
- ある人は脳のRAS(網様体賦活系)による選択的注意だと理解している
- ある人は宇宙の波動と共鳴することだと感じている
- また別の人は行動と情報収集の質が変わることととらえている
同じ言葉でも、その中身はまったく違うのです。
自分のルールは、誰が決めたのか?
スピリチュアルの話に限らず、私たちは日常の中にも、曖昧な“自分ルール”をたくさん持っています。
- ○○すべき
- ○○でなければならない
- ○○するのが正しい人間だ
こうしたルールの多くは、過去の情報(親、学校、社会、文化など)によって刷り込まれた“前提”です。
そして、気づかないうちに自己イメージ=ゲシュタルト構造を形成し、選択肢を狭めてしまいます。
けれど、そのルールにはちゃんと根拠がありますか?
それとも、ただ「なんとなく」「そう習ったから」採用しているだけではないですか?
「アンチスピリチュアルな目線」で自分を観察してみよう
だからこそ、時には「アンチスピリチュアル」な視点=理屈で考え、根拠を求める姿勢が、自分の認識を更新するチャンスになります。
- その言葉って何?
- 何を根拠に信じてるの?
- 他の人が使うときと、意味は同じ?
そんな風に自分を観察してみると、
今まで自動的に信じていた“思考のゾンビ状態”から抜け出すヒントが得られるかもしれません。
自分の「定義」を疑い、更新することが自由への一歩
文化や宗教、組織のルール、家族の常識…。
すべては情報空間にある「ある種のゲシュタルト」です。
けれど、それは絶対のものではありません。
法律ですら時代に合わせて変わるように、
自分の思考や信念だって書き換えていいのです。
必要なのは、定義しなおす力。
知識をつなぎなおし、よりよく機能する「自分だけのルール」を再設計すること。
それこそが、情報空間における「認識変容」であり、
本当の意味で“自由な人間”へと進化するプロセスなのです。
鵜呑みにしない。閉じない。問いを持ち続ける。
ちなみに、私自身はスピリチュアルな話や陰謀論も嫌いではありません。
むしろ面白いと思っています。けれど、鵜呑みにはしません。
「これは何を前提としているのだろう?」
「他の可能世界ではどう扱われているのだろう?」
そんな風に考えることで、より広く・深く情報空間を探索する力が育まれます。
曖昧なまま終わらせない。
問いを止めない。
その思考の姿勢そのものが、あなたの「人間性」を引き上げていくのです。
次へ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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