政治とメタルと網膜剥離 -33ページ目

不信任案の動きを牽制する亀井静香と斑目の醜い自己弁護

時事ドットコム に亀井静香の発言について記事があったので引用する。まっとうな主張だと思う。


(以下引用)

国民新党の 代表は25日午後、党本部で記者会見し、菅内閣に対する不信任決議案の提出を検討する自民党などの動きについて「未曽有の大震災で何の(復興に向けた)青写真もできていない。何を今やるかということに取り組まないで不信任だ問責だなどと言っていいのか」とけん制した。
 これに先立つ国民新党議員総会で、亀井氏は班目春樹原子力安全委員長の更迭要求が受け入れられていないことに関し、「首相は切るべきものを切り、切ってはならない人の協力を求めるということとは、逆をやっている」と指摘した。亀井氏は震災復興に向け、首相が 民主党元代表に協力を要請すべきだと主張している。(2011/05/25-16:10)

(引用終わり)


また産経ニュース には、原子力安全委員会斑目委員長に対する亀井の辞任要求と、それに抗う斑目の発言が掲載されている。ここでは斑目の発言を引用する。


(以下引用)

「辞めさせてほしいが、ここで辞めたら末代の名折れだ」と、辞任はしない考えを明らかにした。また、国会の同意人事であることを指摘した上で「委員長は非倫理的行為をしない限り辞めさせられない。(政府の説明に修正を求めたことが)非倫理的な行為になるのか」とも述べた。

(引用終わり)


この発言に斑目なる原子力エリートの本質がにじみ出ている。亀井が怒っているのは、政府の説明に修正を求めたことなどではない。一番彼の職責が問われる場面で、「再臨界の可能性はゼロではない」というどうにでも取れる紛らわしい発言をして、しかもそのことを突かれると醜い自己弁護に終始しているからである。


この発言についてはウォールストリートジャーナル日本版がアメリカ原子力当局のコメントと比較し、分析している。興味深い内容なので、ご一読をお勧めする。

班目氏の「可能性はゼロではない」―米当局者は「極めて非現実的」ときっぱり