三月の初めから、ウグイスの声で目が覚めるようになった。
毎年、多分違うウグイスが来るのだけど、鳴きはじめは非常にたどたどしく、へたっぴ。![]()
今年のウグイスは特に不器用で、「ホ~・・・・・・ケ・キョ」と、ホケ、もないし、ケキョも噛んでる感じで・・・。![]()
朝から、「ほんと、下手だなあ・・」と笑ってしまう。
それでも真面目なウグイス君らしく、毎日本当に休まず練習してた。けなげだわ。
日々、少しずつ上達し、そのうち、「ホー・・・・ポ ・ ペ ・ キョ。」と、ホケらしい部分が出てきた。
しかし、舌っ足らずというか、スタッカートで切ったような途切れ具合・・・
。
そのうち、途切れた感じはなくなりましたが、どうしても、ホケがぽぺ、なんだよなあ![]()
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でも、がんばったよ。
「不器用なんだけど、そこが好き
」って言ってくれる女の子が、きっと・・・・なんて思ってたら、隣で旦那が、「なんか、今年のウグイス、下手くそだなあ。」と一言
。
こ、これでもうまくなったんだよ、がんばったんだよ
、・・・・・・・不器用だけど、真面目なウグイス君を解ってくれる女の子、いますように・・・・。
少し前、近くの自然公園で、今年もカエルの卵を見つけた。
浅い沼のようなところのあちこちに卵塊。
「あ~、虫網を持ってくれば良かった、あれを近くに引き寄せて、じっくり見たい!」と、わがままを言う母のために子供たちは、棒を使って、必死に引き寄せようとしたが、まあ、無理だわな。![]()
数日後、網を持って、リベンジ!
はしゃぐ息子の隣で、「ママ、見てからどうするの?死んじゃうの?」と心配する娘。
「大丈夫~、観察したら、戻すから~
」と私。 ・・・もはや、どっちが親だか・・・
。
すると息子が、「ママ、虫網、底に穴空いてる!」
「えっ!?」と、一瞬たじろいだが、ここで引き下がるわけにはいかない。
「・・・・・・・そんなの、頭使え。金魚すくいで、ぽいに穴空いたら、もうあきらめるか?残ってる部分に乗っけるんだ!」「そっか、わかった!!」果敢に挑戦する息子。
しかし・・・・、もう少し・・・、というところで、見事に、ずるずるずる~、と卵塊はすり抜けてしまう。
娘がやっても同じだった。
「もう少しだったねえ。仕方ないなあ・・・、ママがやろうか?」親の威厳を見せつけるべく、満を持しての登場。
「ほら、こうやって、側面に乗っけて・・・・」と、引き寄せたら・・・・、ずるずるずる~~ん。
もう子供と爆笑。笑うしかないです。
まあ、次はちゃんと、側面に乗っけて、「魔法のじゅうたん」みたいに、引きずり寄せましたけど・・・。
ここに旦那が居たら、きっとその辺の草の茎で丁寧にきっちり、穴を縛ってただろうな。しかし、卵塊は想像以上の重量。それも外れていたかも(笑)。
いや、その前に虫網買ってやれよ、って話で。![]()
でもこういうことって、子育てには、すごく大事だと思うんですよね。
いい道具と、決められた方法で、すんなり成功するより、知恵を絞り合いながら、あーだこーだと相談して、達成する、という経験が。
などと考えてたら、引き寄せた卵塊を、子供たちがおもむろにぺたぺたと触り始めた。
おおぅ、ワイルドですなぁ
。
「ママ、ドロドロしてる!!」
「このドロドロは卵じゃないよ、これは、卵を守ってるもの。この中の、いくらみたいな粒が卵だよ」
子供はドロドロをかき分け、『いくら状のもの』を発見。「ママ!あった!!!」
おおぉっ!ほんとにあったか! 実は私もびっくり!![]()
隊長のふりをしているが、実はごく普通の住宅地で育った私。
隊員以上にドキドキ、わくわく、ビックリ!の連続です。![]()
その時はまだ、卵の核は、オタマジャクシの形をしていなく、黒いジェル、のような感じでした。
また、しばらくしたら来よう、と話して、次は、釣り人が何人かいる溜め池へ。
せっかくの虫網。何か、生物を捕まえたい。
土砂が堆積して、湿地のようになったところから、浅瀬の底をさらい、水辺の昆虫でも、と思い、湿地に足を踏み入れかけて、ふっと、思い出した。
以前、子供と、湿地のある公園に遊びに行ったとき、その公園の近くに住む男の子3人が来た。
偶然、娘と同級生で、男の子が声をかけてくれ、下の子も一緒に遊んでくれた。
その子たちは、毎日公園で遊んでいるらしく、公園を熟知していた。
3人のうち、娘と同じクラスの子が、隊長だとすぐに分かった。
隊員への心遣いが非常に細やかである。
特にその日に入ったばかりの新入隊員である我が息子への配慮は、素晴らしかった。![]()
・公園で気をつけねばいけないこと。(湿地の入れるところとダメな所の見分け方)
・秘密基地への入り方。(塀と塀との狭い隙間。入るコツや、怪我しやすい場所の注意など)
・入ってはいけないところ(怒られない家と、恐いオジサンの家など。)
非常に丁寧に説明してくれた。
まあ、若干、大人ルールと違うところが、現実的というか・・・。![]()
たとえば、「湿地は危険なので、入ってはいけない」ことになっているのだけど、その子のルールでは、「足場をきちんと確認する、しっかりしていて沈まなければ、行ける!」みたいな。
しかも、湿地マイルールは、慣れてない子には非常に危険なこともわかっているらしく、やるのは自分だけ。隊員には、説明はするが、「お前たちはまだ駄目」と、落ちたボールを取りに行くのも必ず自分がやっていた。
な、なんて素敵な隊長! きっとこういう子が、将来、デキル上司になるのね!!!
内心びくびくで隊長を演じながら、その隊長のことを思い出した。
あれだ、あれを真似しよう![]()
「いい?まず、足で地面を確かめる。力を入れても沈まないか、確認してからゆっくり体重を乗せるんだよ。いきなり乗せたら、池に落ちるからね!」「わかった!」
子供たちの真剣な目。家で、これほど私の話を真剣に聞くことがあるだろうか・・・・。
まずまずの隊長っぷりで、池のほとりへ。
そこで底をさらうが、全く何も入らない。あれ?おかしいな、必ず何かいるはずなのに・・・・。
そのうち子供も飽きてきて、「何もいないんじゃないの~」と遊び出す。
「居るから!絶対居るんだよ。」半ば意地になり、ひたすらさらう。
途中で気付く。ああそうか、泥に隠れてるから、泥ごとすくわなきゃダメなんだ・・。
で、泥ごとすくうと、ぴちぴち跳ねるものが・・・・・。
「やった!!とれた!!!」「えっ!?本当!?」
「泥に隠れてるから、泥ごとすくうんだよ。。
」すでに知っていました感たっぷりに子供に説明。
ちっちゃい海老と、ザリガニの赤ちゃんをゲット。
見た目はそっくりなのに、海老は寝ころび、ぴちぴち跳ね、ザリガニは安定感抜群に糸みたいな小さな鋏を振り上げる。図鑑知識と照らし合わせる息子。嬉しそう・・・。
図鑑で見るより楽しいね。
観察した後はしっかり返しました。大きくなってね~。
もっとしっかりした隊長になれるよう、日々精進です・・。
(そのうち、息子と世代交代???)