歳をとったのか、時代について行けてない。
というか、そんなものについて行きたくない。
携帯の無い時代、待ち合わせは、時間通り、慌ててかけつけたものだ。
相手に、「どうしたんだろう?」と不安にさせないためだったり、「待たせたらかわいそう」、という、相手を思う気持ちがそこにあったと思う。
最近、携帯を持ち歩く子供が増え、待ち合わせ時間、などというものは、あってないようなものになっているらしい。
子供が誰かと待ち合わせした時私は、「遅れないように行きなさいよ!待つ人の気持ちを考えなさいね。」と言う。
それでいつも、子供は「わかってるよ!」と、きちんと行くのだけれど、上の子も下の子も、いつも数十分待ちぼうけを食らうらしい。
そして先日、いつものように、「遅れないようにね!」と言ったら、
「いいんだよ。みんな遅いんだから。10分ぐらい遅れても、ちょうどいい。」
さらに上の子が加勢。「そうだよ、ママ。みんな、10分以上遅れるんだから。10分遅れても一番乗りぐらいなんだよ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・。
一瞬、なんて言ったらいいか、わからなかった。だけどやっぱり言ったよ!
「それでも、皆と同じになってはいけない!きちんと時間通り行って、今度は時間守ってね、と言いなさい。本当の友達なら、少しづつ気を付けてくれるはず。それに、待たせたらかわいそうだ、という気持ちを持っている子もたくさん居る。そういう子に信頼してもらうには、自分も同じように相手のことを考えられる人間でなければならないんだよ。」
そうだっ、そうだっ、そういうもんだっ。そうにきまっているっ!!![]()
ぶちきれて、説教したら、子供たちが、
「・・・・・解ってるよ、だからちゃんと行ってるじゃん・・・・・・・。待たされるけど・・・・・
。」
困ったような娘の顔を見ると、何が正しいのかわからなくなる。
昔は圧倒的に、「遅れないようにしなさい!」と言われる子供が多かった。
遅刻してくる子はみんなからとがめられ、今度はちゃんと来てね!と文句を言われた。
しかし今は、時間通りに来た子が、「え~、もう来てたの? 早すぎ~~~!
」と笑われる。
大人の世界でも同じ。
業者が「~~も~~~もやらせてもらいますよ。じゃあ、後日、段取りしてからまた電話します。」と言われ、待てど暮らせど連絡なし。ホント呆れる。
ひどい時は、「工事に伺いますので、都合のいい日にちを、書いて、はがきを返送してください」、とわざわざ書面送ってきて、こちらもわざわざ返送して、指定した日、予定を空けているのに、連絡すらない。 ほんとにどうしようもない。 昔はいちいち、「どうしたんですか?」とすぐ連絡を入れていたけど、ここまでくると呆れて、電話する気にもならない。
あちらのことを考え、約束した日は、きちんと予定を空ける自分が馬鹿みたい。
あるお店は、ホームページで予約してください、と書いてあるので予約し、連絡が無いので後日電話したら、「あー、確認してなかったです~~~。」
子供が、財布落として、探しに行ったけど、もう無くて、「困ったね~、どこ行っちゃったんだろうね」と言ったら、落とした当の本人の子供が、「あ~そうだね、もう無いかもね」としれっとしている。
私から借りたチャージカードを、「責任持って扱ってね」、と約束したその日の紛失。
それなのに全くの他人事。(もちろん、その後、お説教
)
そうかと思えば、下の子が、その日下ろしたばかりの新品の傘が、学校の傘立てから無くなった、という。名前も書いてあるし、ネットで買ったのでこの辺ではあまり無い柄。子供が間違えて持ち帰っても、母親なら違うとわかるはず。
そんな時、コンビニの傘立てにおいたら、盗まれて当然だし、間違えてもなんとも思わない人が増えている、という話を思い出した。あ、間違えた、と思っても、まあいいか、ぐらいなのだろうか。
世の中一体どうなってるの!?
私が生真面目すぎるの? でもそういう問題じゃないでしょ?
あまりにそういう事が続いて、バカらしくなってきた。そうか、そういう時代なのか、私も馬鹿を見ないように、変わらないといけないのかな?
・・・・・・・・・でも・・・・・・・・・・・・・・・。
変わりたくねーーーーーーー![]()
変わったら、「皆が遅れてくるから、私も10分遅れていこう~♪」 と考えるのと一緒だ。
そのほうが、きっと生きていくのは楽だと思う。だけど、そうなりたくないな・・・・・。
すると警察から電話。
子供の財布が、交番に届けられていた。落とした場から交番は結構離れているのに、親切な方が居たもんだ。もちろん中身も全て揃っていた。お礼も要らないそうで・・・・・・。
世の中、まだまだ捨てたもんじゃない。
それで諦めずに連絡する気になって、業者に電話したら、他の担当者の人が、「そんなことがあったんですか!?」とびっくりして飛んできてくれた。そして、ウソみたいにサクサクと事が進んだ。
また電話が鳴って、今度は、下の子の同級生のお母さん。
お子さんが、傘を間違えて持ち帰ってしまったらしく、相手のお家は探してるのではないかと慌てて電話をしてくれたらしい。
子供に傘をもとの場所に返すように言うだけでもことは済むのに、探しているんではないかと心配してわざわざお電話をくれたことがとても嬉しかった。
世の中はまだまだ、だいじょうぶ、そう思いたい。。。。