中身は、いつだって、この私。 -10ページ目

中身は、いつだって、この私。

子育てもひとだんらく。そろそろ人生、折り返し地点。
「やれるときに、やっとけ!」という父の遺言を胸に、やり残したことを消化することに全力を注ぐ、私の悪あがき日記。
次、何しよっかな~

結婚するとき、多くの方が、家具、キッチン用品、食器類を、一気にそろえるらしいが、私達は、こだわりも強く、無駄な買い物が嫌いなので、何にも買わなかった。本当に気に入ったものに出会ったら、少しづつ揃えていけばいい、と思っていたので、新婚の頃は、本当にものが無く、衣服は段ボールから毎日引っ張り出していたし、カーテンは、一人暮らしの時使っていたものを無理やり吊り下げて、全くサイズが合わない、つんつるてんだったし、来客が来れば、お茶を出すカップも無くて慌てた。


かと言って気に入らないものを買うのも馬鹿らしく、お互いの実家から、何かの景品みたいな安っぽいお皿やカップ、引き出物の全然趣味の合わないカトラリーなど、貰ってきてしのいだ。


家を建て、家具や、食器もだいぶ増えた。本当に気にったものを納得してから買い、使う度、いや、眺めてるだけで幸せ。


でも、なかなか買えないものがあった。

新婚の頃、私が強くこだわったのは、「スプーン」だった。


私が小さい頃、親の仕事の関係で、ホテルで使用しているちょっと高級なスプーンを何本かもらうことがあった。

高級スプーンと言っても、レストランで日常使う物なので、あまりごてごてした装飾は無く、いたってシンプルなのだが、家で使っている安っぽいスプーンとは明らかに違っていた。


まず、持った時のずっしりした心地良い重量感。そして、持ち上げたときの重心の定まった安定感。そして、ステンレスの美しい光沢。そして、滑らかなさわり心地。口に含む部分のほどよい厚み。


母は、紅茶を飲む時、決まってホテルスプーンを使い、「やっぱりいいスプーンは違うわね音譜

とご機嫌だった。


そんな母を見ると嬉しくて、私も、プリンやアイスを食べるとき、ホテルスプーンを使った。

そしてその度、ちょっと背伸びをしたような、小さな幸福感を感じていた。



嫁入り道具に、数少ないホテルスプーンを一本もらって来た。

それを使う度、「いつか本当に気にいったスプーンをそろえようビックリマーク」と決めていた。


しかしなかなか出会えなかったなあ。

色々な所でスプーンを見たけれど、何故かこだわってるのは装飾部分の物ばかりで、真面目に(?)使い心地を追及しているものはなかなかなかった。

そしてなぜか日本人は、平べったくシャープなデザインが好きなのだろうか?私の求める、なだらかな曲線を描くものは無かった。


そんなこんなで12年・・・・・・・・・。実家でもらった、角で手が痛くなるようなスプーンを使い続けてきたが、ついにっ!!!!!


理想のスプーンを購入いたしました!合格クラッカー


出会いは突然やってきた。

素敵な雑貨を扱うネットショップがあって、そこでよく買い物をするんだけど、ある時、送料無料にするために、ティースプーンを一本買った。まあ、一本だし、失敗してもいいかな、ぐらいの気持ちで・・・・・・・。

そしたらこれが、私の「運命のスプーン」だった!!!!

あんまり詳しいことはわからないけど、「コーネリア」という商品です。


滑らかな曲線を描く、デザイン。重心が計算された持ち心地。角が一つも感じられないまろやかな表面。そして、ずっしりとした重量と、美しい光沢。装飾が全くないのに、このデザインの美しさ。

完璧!!!


それからは、そのスプーンばかり使った。子供にも、「これはママのお気に入りのスプーンだから、あんまり使わないでね。」などと心の狭さを全開にひひにし、日々、独占していたのだが、娘が成長して来たら、「私もママのすぷーんが使いたい!」などと生意気なことを言い出し、取り合いになることしばしば・・・・・・。ガーン



あ~、もうこれ以上のスプーンに、出会うことは無い、ついに購入の時が来た!と、

デザートスプーン、(ディナースプーンは、日本人の口には大きすぎるそうです。)ティースプーン、

デザートフォーク、ケーキフォーク、デザートナイフ、全て5本ずつ揃えちゃいました!


これがもう本当に想像以上の幸福感ラブラブ

特にデザートスプーン。カレーも、ヨーグルトも、皆これで食べるんだけど、口に入れて、すっと抜くときのあの滑らかさ。あ~~~~~、もうこれは、キス以上だな。


こんなことならもっと早く買えばよかった!

・・・いやいや、やっぱり、じっくり待って出会えてよかった!(どっちなんだ・・・?むっ



とにかく、毎日、スプーンとキス以上の事してますっっ音譜


・・・私って結構、変な奴・・・・・得意げ汗