ホテルの有線放送でクリスマスソングが流れる中、ゆっくりまったりと抱きしめあい、二人は幸せな気分に包まれていた。
ともこはとても満足そうな顔をしていた。
僕の射精を受け取ったことをいつもよりも数段高いところで悦んでいるように見えた。
彼女のリアクションからして、完全な中イキではないことは経験上から解ってはいたが、それにとても近いところまで行き着いたのではないか・・・と思った。
「ともちゃんさ・・・さっき中に出したとき、ちょっとなんか、いつもと反応違ったよね・・・?」
「・・・えっ・・・えっと・・・うん・・・わたしもそう思いました・・・なんかショウさんのあの瞬間の前からすごく興奮していて・・・ショウさんがイクっ、ってなったときに ぱぁっ、となんか来たような感じになりました・・・」

(うあっ!!!!あーーーっ!!!・・・あああっ!!ううっ!!あっ!・・・)
「・・・それって、気持ちよかったの?」
「はい、もう・・・なんか、気持ちよすぎて、びっくりしたようになって、頭がばんって白くなりました・・・」
「えっ、それ、イったんじゃない?中で・・・」
僕は今まで伏せていた言葉をともこに投げかけた。
すると ともこは少しハッとしたような顔になった。
「・・・・えっ・・・イったのかな・・・でも、いつもと違うのは確かでした・・・頭がぱんって白くなって・・・あっ、ショウさんっ、って思って・・・そこからものすごく気持ちよくなったのは確かです・・・」
「なんかこみ上げるような感覚から、イクって感じだった?」
「それは・・・ごめんなさい、なんか夢中でよくわからなくて・・・」(照)
「・・・・・・」
「でも気持ち良さはまた前回エッチしたときのを超えました・・・ショウさんからの愛情をすごく感じて・・・ショウさんが・・・あんなふうにわたしの中で・・・やだ、思い出しちゃう・・・」(照)
「・・・・」
「・・・でも本当に幸せな気持ちになって・・・すごくよかったんです・・・」(照)
(ちゅっ・・・ちゅっ・・・・)
僕は思わず ともこの頬に何度かキスをした。
「あん、嬉しいっ・・・」(照)
そして僕はそれ以上、ともこが初中イキに達したのか追及をしなかった。
最高に気持ちいいセックスで終わったので、その場の幸せな雰囲気を壊したくなかったからだった。
仮に中イキに達していなくても十分満足した顔になっているともちゃんの反応が嬉しかった。
「・・・よかった。ともちゃん、すごく満足してくれたみたいで」
「はい、それはもう・・・大満足・・・ふふ」
「あはは」
「ショウさんも・・・すごく気持ちよかったみたいで嬉しいです・・・」(照)
「うん、まじですごく気持ちよかった・・・全部受け止めてくれてありがとう、ともちゃん・・・」
「うふふ・・・ううん、わたしも嬉しい・・・」
「あの瞬間、二人で同時にすごく気持ちよくなったんだね」
「えっ・・・・!!」
ともこの顔が一瞬でどきっとしたような顔になった。
射精時の同時イキはセックスの醍醐味だと思う。
それの初歩的なものを僕らはこの日、感じ取れたんだと思う。
ともこは「二人で同時にイク」という最高に気持ちいい瞬間を経験できたことを理解し、どきっとなったのだった。
「えっ、なんか・・・わたしがショウさんと同時に・・・それって・・・めちゃくちゃ幸せ・・・・」
「さっきそうなったんだよ、僕ら」
「そんな幸せ・・・エッチしてて感じたことないです、今まで・・・」
「またなれると思うよ、ともちゃんとなら」
ともこの身体が再びびくっ!となった。
「えっ・・・・またそうなりたい・・・ショウさんと・・・やだ、どきどきします・・・・・」
僕はともこに中イキをする幸福感と期待感を十分に抱かせることに成功したと思った。
とにかくさっきのともこの様子からして、中イキの手前の手前の手前ぐらいまできているのは間違いないと思った。
過去にポルチオオーガズムに導いた幾人かの女性らともリアクションが似通っている。
ともこのポルチオは今までの交際で十分なぐらい突き上げられまくっていた。
もう痛みはないどころかただただ気持ちいいだけらしいので、理想的な発育を遂げているはずだった。
ともこが僕とのセックスで初中イキに導かれるのは時間の問題だろう。
(できればこのクリスマスデートで中イキに達してほしいが・・・)
ドラマのような、そんなうまい展開はないだろうが、
もう一押し・・・もう一押しだと思った。
あと、今夜のデートの大きな目的は、クリスマスにホテルでひたすらイチャつくことだけではなかった。
ともこの前カレの存在・・・
僕の頭の中で未だにチラつく、その男の存在をこのデートでハッキリさせたかった。
ともこにその質問をするタイミングを見計らっていたが、なかなかそのチャンスがない。
下手すると、せっかくのクリスマスデートがぶち壊しになる可能性がある。
ともこはお酒に酔うととてもエッチになるので、
彼女をもっと酔わせたタイミングで聞き出そう・・・そう思った。
つづく
