「ショウさんにエッチ誘われるとどきどきする」
「あはは、そうだよね」
ともこはそのあとしばらく時計を見ながら考え込んでいた。
この日はセックスを予定していなかったので、
近辺でホテルを探して、そこから愛しあう、
となると・・・
「ショウさん・・・今からホテル探して入ると・・・1時間ぐらいしかないかも」
「そっかあ、そうだよね」
ともことのセックスはいつも濃厚になりがち。
この日はすでに彼女はお酒入ってほろ酔い気分なので
前例からして このままホテルに入ると1時間で僕らのセックスが済むわけなかった。
僕の不倫では、お互いの伴侶にバレないために
無理しない、怪しまれない、スマホを見せない
を鉄則にしている。
特に「無理しない」ことが一番だった。
無理して逢うこと、帰りが遅くなること、
そこから伴侶に怪しまれ、いろいろ調べられて
不倫がバレてしまう。
この日も無理してホテルに行くことは
あとあと面倒なことにつながると判断した・・・。
残念だけど。
「我慢できる?」
「できます、だって・・・ついこないだショウさんとエッチしたばかりだし」
「あはは、そうだったね」(笑)
写真の日付を追うと、ともことセックスした日がわかる。
確かに僕らは数日前に愛し合ったばかりだった。
「ともちゃん、桜は堪能できたかい」
「はい、それはもう」
「じゃあ、お腹もすいたし、どこかで軽く飲もうか」
「そうですね」
千鳥ヶ淵を出て、写真を撮りながら
九段下駅のほうへ
軽く飲めそうな店をみつけ、
二人席に座ることができた。
二人で何を話したかはさすがに覚えてないけれど
ともちゃんとの会話はいつも楽しいので、
きっとこのときもお酒を交わしながら
楽しい時間を過ごしたんだと思う。
「次はいつ逢える?」
「うーん、主人の帰りが遅い日がまだわからないので・・・」
「わかったら教えてね」
「はい、もちろん・・・」(照)
写真の日付を見ると
この日の夜桜デートのあと、
2週間後に僕らはまた都内のホテルで密会し、
朝から夜まで、たっぷり愛しあっている。
残っている写真を見ると、
僕の男性をともちゃんが愛おしく咥えている写真や
二人がしっかりと繋がっている部分の
クローズアップ写真・・・
ともちゃんがすごく悦んでいる瞬間の写真など
かなりエッチで濃厚なセックス風景が収められていた。
やっぱり夜桜デートした日に
セックスできなかったことと
そこから2週間逢えなかったので、
お互いに性欲が爆発しちゃったみたい。
つづく





