「もしもし・・・ショウさん・・・」

「もしもし、ゆうか」

「久しぶり」

「うん、電話は久しぶりだね・・・F社の忘年会でも話せなかったからね」

「あっ、うん、あのパーティね」

「いま、ゆうかの実家にいるのかな?」

一応、クリスマス当日だったので、ゆうかの傍に男がいないか聞いてみた。

「あ、うん、そう。今日は両親が二人で出かけてて、わたし一人なの」

「あれ、そうなんだ。クリスマスは家族かお友達とかでお祝いしないの?」

ゆうかには新しい彼氏がいるはずだった。

「あっ、まあ、昨日のイブ、家族でパーティしたから・・・今日はわたし自宅に一人」

「そうなんだ」

彼氏がいながらクリスマス時期にゆうかはその男と過ごしていない様子だった。

・・・なんとなく状況が読めてきた・・・


「ショウさんは?今日、一人なの?・・・あ、そういえば昨日帰国したんだもんね。あのパーティのとき、イブの日に帰ってくるって聞いていたから」

たしかにあのパーティのとき、渡航スケジュールが読み上げられていた。
ゆうかはちゃんとそれを聞いていたんだと思った。

(なるほど、僕の帰国日をちゃんと見計らってメールしてきたんだ・・・)

どきどき・・・どきどき・・・

僕の心臓が高鳴りはじめた。

「うん、そうだね。昨日帰国したばかり」

「疲れてない?」

「疲れてない、大丈夫だよ」

疲れてないどころかハルナとイブで素敵なセックスをしたばかりだったが、さすがにそれは言えない。(苦笑)


「海外のお仕事はうまくいってるの?順調?」

「うん、まあ、いいかんじに進んでる」

「まあ、あなたが陣頭指揮とるんだから大丈夫よね、さすがよね」

「まあね・・・で・・・どうしたの?僕に逢いたいって」

「えっ、あ、うん・・・ちょっとね、色々あって・・・」

「・・・そうなんだ」

「わたしの話、聞いてくれそうなの、ショウさんぐらいだから・・・なんか急激に逢いたくなって」(苦笑)

「急激なんだ」(笑)

「そうなの」(笑)

「まあ、ゆうからしいけどさ」(笑)

「ふふ」(笑)

「それは恋愛の話でしょうか?」

「うーん、まあ、そんなところ」

「風の噂ではゆうかに新しい彼氏できたって聞いてるけど」

「う、うん・・・そうなんだけどね」

「先日のパーティでみかけたカレかな?」

「あっ、うん、そうね・・・」

「見たかんじ、二人とも仲良さそうだったけど」

「う、うん・・・まあ、あの席ではね・・・」

「なんかあったんだ」

「・・・逢ったとき話したい」

「・・・まあ、そうだね・・・で、年明けに来たいって言ってたけどいつ来れそうなの?」

これはゆうかが僕に抱かれたいかどうか確かめるための質問だった。

数ヶ月前、ゆうかとセックスした日は彼女の安全日だった。
やりとりしたメールでその日がいつだったかははっきりしている。

彼女の月経周期はとても安定しているので、そこから計算すると彼女の体調に変わりがなければ1月の3日か4日あたりから安全日だ。

ゆうかがその日を指定してくれば、僕と中出しのセックスを愉しんでみたいと思っているに違いない・・・

どきどき・・・どきどき・・・


「うんと・・・ねえショウさん・・・聞いていいかな」

「なに?」

どきどき・・・どきどき・・・

「ショウさん、年末年始って自宅で一人なの?」

「あ、うん・・・そうだよ」

ハルナはもうすぐ生理になる。本人にも確認済みだ。
彼女は過去の様子からして生理中に僕とデートをしたがらないし、家にも来なかった。

それに彼女の口から「年末年始は家族と過ごしたい」と聞いている。
余命少ないおばあさまと最後になるかもしれないクリスマス、そして正月を過ごす予定だ。ゆうかが年明けの3日か4日に来てもハルナはこの家に来ない・・・。

「彼女さんは?・・・まだお付き合いしてるよね」

「えっ、ああ、うん・・・」

「そっか・・・そうだよね・・・」

ゆうかの声が少し曇ったのがわかった。

「彼女さんと、お正月とかあわないの?」

「・・・・・」

さすがゆうか・・・ズバっと聞いてくる。

とりあえず嘘をつくのは無しで本当のことを伝えた。

「彼女は・・・年末年始はご家族と過ごすらしいので僕の家には来ないって言ってた」

「えっ、そうなんだ・・・」

曇っていたはずのゆうかの声が少し明るくなったのがわかった。

「・・・・ねえ、わたし本当にショウさん家、行っていいのかな」

どきどき・・・どきどき・・・

ゆうかの心臓がどきどきしているのがわかった。
僕の心臓はもう、かなり どきどきしていた。

「えっ、いいのかなって、どうして?」

「だって、前にお家行ったとき、わたし、あんな置手紙してさ・・・」

「あれね・・・ちょっとショックだったけど、ゆうかの気持ちわかるし」

「・・・・」

「こないだパーティでゆうかの姿見てさ、ちょっとまた気持が揺れてるし」

「えっ・・・そうなの」


どきどき・・・どきどき・・・

どきどき・・・どきどき・・・


「黒いミニのパーティドレス、可愛かったよ。似合ってた」

「えっ、嬉しい・・・・わたしもね、壇上にあがってスピーチしてるショウさん、久しぶりにスーツ姿見て、かっこいいなって思ってたよ」

「そうだったんだ、嬉しい」

ゆうかとだんだん心が通じ合っていくのがわかった。

どきどき・・・どきどき・・・

二人の心臓は鳴りっぱなしだった。

「ねえ、でも・・・彼女さんとは?」

「まあ、それもじゃあ、逢ったとき話すよ」

「そっか・・・えっ、じゃあ、ショウさんち、行っていいのね」

「うん、もちろん・・・」

「えっ、嬉しい・・・!ありがとう!」


どきどき・・・どきどき・・・


「で・・・いつ来るのかな、年始に」


どきどき・・・どきどき・・・

僕はゆうかが来るなら1月2日か3日がいいなと内心で思っていた。
4日だとハルナの生理が終わっている時期かもしれない。
三が日も過ぎ、ご家族の対応を一段落させた彼女が僕に逢いに行きたいと言いだす可能性があったからだ。

年末年始と生理期間を挟み、僕に逢えない時間ができてしまったのでハルナの性欲からして早く僕に抱かれたいと思っているはずだった。

なので4日か5日あたりにハルナがこっちに来ると予測した。
まあ、来るにしても僕に一報を入れるだろうから、ゆうかと鉢合わせはないだろう・・・。


「・・・えっとね、じゃあ・・・ショウさんさえよかったら・・・1月3日ってどうかな」

(・・・!! 1月3日・・・!!」

「・・・・・ああ、うん、3日ね。大丈夫だよ・・・」

僕はおちつきはらって返事をしたが、これでゆうかと3日の日にロマンチックなセックスをするのは確実だと思った。

ゆうかはやはり安全日を自分で計算し、わかっている・・・
僕と狂おしいほどに愛しあいたいと思っている・・・


僕は心の中で飛び跳ねていた・・・

そこにはもう・・・ハルナへの背徳心は既に無かった・・・


「うちの両親が3日から旅行に出るっていうの。わたしも行くかって言われたんだけど、遠慮しちゃってさ。なので3日から一人だなって思ってたの」

「そうなんだ。じゃあ、僕とお正月だね」

「ふふ、そうね・・・」

「嬉しい?」

「えっ、・・・うん、もちろん、嬉しいけど・・・ショウさんは?」

「もちろん嬉しいよ。ゆうかと久しぶりに一緒だもんね」

「えっ・・・ありがとう・・・」

どきどき・・・どきどき・・・

どきどき・・・どきどき・・・

「ゆうかとしばらく逢ってないから僕も嬉しいよ。この部屋でまたゆうかと二人っきりになれるなんて・・・」

「・・・・・!」

(ゆうかと二人っきり・・・)

それを聞いたゆうかのあそこがイッキにじゅわっと湿ったのがわかった。

どきどき・・・どきどき・・・

どきどき・・・どきどき・・・

「そういえばさ、昨年の年末から今年の正月にかけて、この部屋でゆうかと二人で過ごしたよね」

「そうなの。あれから1年・・・はやいよね」

どきどき・・・どきどき・・・

「お酒飲んで二人で酔っ払ってさ・・・」

「・・・・・」

「・・・・・セックスしながら除夜の鐘、聞いたよね」

きゅんっ!!・・・

「セックス」という言葉を聞いてゆうかの心臓がきゅん!と音をたてたのがわかった。

ゆうかの声が少し震え始めた。


「・・・ね・・・そうね・・・やだ、思い出しちゃう」


「年があけてさ、手繋ぎながら、すぐベッドインして・・・姫はじめしちゃったよね」

「・・・そう・・・ね・・・」

「すごく愛しあってたね、僕ら」

「・・・だめ、思い出しちゃう・・・」

「新年からすごく激しいセックスしてさ・・・」

「・・・・・」

「愛してる・・・って二人で言いながら、ゆうかの中に・・・」

どきんっ!きゅんっ!・・・

膣内射精したときのことを思い出さされ、ゆうかの心臓がまたきゅんっ!と音をたてた。

「・・・やだ、ダメ・・・言わないで・・・」

「・・・どきどきしてる?」

「どきどきしてる・・・さっきから」

「どうして?」

「・・・・・」

「どうしてどきどきしてるの・・・」

「・・・久しぶりにショウさんの声きいてさ・・・あと、セックスの話するし・・・」

「いま、寝室?ベッドに寝転がってるの?」

「うん・・・」

「濡れてる?」

「・・・やだ、聞かないで」

「濡れてるでしょ」

「・・・・濡れてる・・・・」

「触ってる?」

「・・・・・・・」

「僕もペニス、すっごく勃起してる・・・」

「・・・だめ、やめて・・・」

「ゆうかもクリ、今すごく勃起してるよね。・・・自分で触ってる?」

「触ってる・・・」

「気持ちいい?」

「・・・気持ちいい・・・・」

「僕もペニス触ってる・・・すごく硬くなってきた・・・」

「・・・・ううっ、・・・」

「僕もオナニーしたくなってきたからするね・・・」

「ううっ・・・・うっ・・・・・」

「はぁ、はぁ、気持ちいい・・・おっきくなったこれ、ゆうかの中に入れてみたい・・・」

「・・・やっ、だめっ・・・いやらしいっ・・ううっ、うっ・・・」

「ゆうかのクリ・・・すっごく勃起してる・・・今、僕が触ってる・・・ゆうかの後ろからアソコに手、まわして・・・」


 

(くちゅくちゅっ!・・・くちゅくちゅっ!・・・)

「いやあっ・・・いやらしいっ、ショウさん、やっぱりいやらしいっ!!・・・ああっ!!あああっ・・・!!」

「3日、ゆうかがうちにきたらさ・・・セックスしちゃうよね」

「!!・・・あっ・・・ううっ・・・」

「僕らすごく仲良かったし・・・ね、お部屋で二人っきりになっちゃうし」

「・・・ううっ・・・・」

「二人で仲良くくっついてるとね、セックスしたくなるよね・・・」

「ああっ・・・ううっ・・・」

「僕のこの硬くておっきいのがさ、またゆうかの中に入っていくね・・・」

「いやっ・・・ああっ・・・ううっ・・・あっ・・・ううっ・・・」

「今、僕のおちんちんが入ってるのを想像してオナニーして・・・もっと気持ちよくなって・・・」

「ううっ・・・してる・・・ああっ、うっ、うっ・・・」

僕もゆうかのよがり声を聞いているうちにすっかり興奮してしまい、ホットカーペットにティッシュを数枚重ねて置いて横になると電話片手にオナニーし続けた。

「ゆうか・・・ああっ、気持ちいい・・・あったかいゆうかの中、思い出す・・・」

「うううっ・・・ううっ・・・だめ・・・・」

「ゆうかも僕のおちんちんの硬さや大きさ、思い出して・・・」

「思い出してる・・・あっ、あああっ、だめ、もうだめ・・・」

電話口には聞こえてこないが、オナニーでいじられる彼女のクリと女性器がいやらしい音をたてているイメージが頭に浮かんだ。

(くちゅくちゅっ・・・くちゅくちゅっ!!)

「ゆうか・・・ゆうか・・・ああ、いく、いきそうっ・・・」

「ああっ、ショウさん、出して・・・出して・・・ああっ、いく、わたしもイク・・・」

「あっ、ゆうか、出すね、ああっ、あっ、出すねっ、あっ、いく・・・いくいく・・・」

「ショウさんっ!ああっ!!だめ、あっ!いくっ、いくいくいくっ・・・くっ・・・あくっ・・・イク・・・・・!!・・・ああぁあっ・・・!!」


「あっ、ゆうか・・・いくっ、イク・・・ッ!!」

どくん!ガチィィン!!びくんっ!

僕の身体が一瞬ガチン!と硬直して、ペニスを激しくしごいていた手がとまり、足が恥ずかしいほどぴいん、と伸びた。

じゅっ!どくっ、どくん、びゅっ!!・・・びゅっ!びゅっ!!

「あくっ!!うっ!!あああっ!!・・・」

ペニスの先端から気持のいいものが飛び出し、カーペットの上に置いたティッシュの上にどくっ、どくっと流れ散っていた。

ゆうかの電話口から声が途絶え、僕も携帯を床に落とした。

びゅっ!、どくん、びゅっ!!

「はぁ、うっ!!ううっ!!」

びゅっ・・・・どくんっ、びゅっ!!・・・びゅっ!!

「うううっ、うっ、うっ!!ううっ・・・はぁ、はぁ・・・ううっ・・・」

電話口の向こうのゆうかの姿は見えなかったが、クリを指で抑え僕と同じように足をぴいんと伸ばしながらクリオーガズムに痺れる彼女のエッチな姿が想像できた。

 

 

(あっ!・・・つぅっ・・・うっ・・・ううっ!!・・・)

遠く離れたところに二人はいたけれど、

 

身体も心も裸になって、繋がっているように思えた。

(ゆうか・・・ゆうか・・・)

(あっ!!ショウさん、ステキッ・・・あああっ!!)

 








つづく