ロバート・レッドフォードとデミ・ムーアの映画で、
「幸福の条件」という映画があった。
これ、英語表記では、
「Indecent Proposal」だってことを最近知った。
「卑猥な提案」って感じだろうか?
それを「幸福の条件」と邦題をつけてしまう
日本人のセンスもすごいと思う。
ロバート・レッドフォードと
デミ・ムーアのイメージを全然損なっていない。
この映画を高3の僕は女の子を連れて
見に行ったんだった。
ふとそんなことを思い出した。

ところで、
幸福の条件ってみんな考えているんだろうか?
今、自分がしていることが、その先の幸福に
つながっているんだろうか?
幸福に導かれるために、
「現在がとてつもなく辛い」という状況は
矛盾しているんじゃないか?
ある生徒2人と最近そんな話をしている。
我慢した分、大きく返ってくるって信じているんだろうか?
大きく返ってくる前に、交通事故とかで死んだら
今やってることって意味ない?
どうしてもネガティブな方向に物事を考えてしまうのはなぜ?

ここ数年、宗教のことを独学で勉強していて、
また、歴史上の人物の本を読んだりしていると、
人生ってひょっとしていらないものじゃないかって
時々思ったりしてしまう。そんなときに、
ふと島田紳助が
「おもしろい学校なんてない。」
と述べていた書籍のことを思い出す。

「おもしろき こともなき世を おもしろく」
こう言って何人もの卒業生を送り出してきた。
今は、言っている本人が停滞している時期かもしれない。

そして最近、ときどき、遠いところへ旅行に行きたくなる。
いや、別に旅行じゃなくてもいい。
車(自分では『マシン』というようにしている)で
走ったことのない道を飛ばしてみたくなる。

学生時代に、峠やサーキットを走っていたころ、
車を思い通りに走らせることの楽しさを追求していた。
そのときは、車に乗せられるのではなく、
自分が車に乗っている感覚が大事だと思っていた。

サーキットや峠は、どこまで走っても
最初の場所に必ず戻ってくる。
同じところを何周も、何周も走り続ける。
コンマ1秒を削りたくて、
あと数センチイン側を攻めたくて繰り返し練習する。

どのコースも同じ車で走っている以上は
一定のタイム以上縮めることが難しくなる。
その領域に到達するために、
信じられないほどのエネルギーを注いで、
一生懸命練習する。

別にレースに限ったことじゃなく、
自分を高めるっていうのはこういうことなんだと思う。
だから、この無限ループから時々抜け出したくなる。

そんなことを思っていて、
ちょっと疲れたなって思った頃に、
同じような境遇の人がいた。
その人に対して自分なりにけっこう精一杯手を貸してあげた。
すると大きな感謝が返ってきた。
コイツのために一生懸命頑張ってよかったなって思った。
本人と同じくらい嬉しかったと思う。
そんなことが6月末から数回あってちょっと回復気味。
そして、今日の日を迎えた。

これは深夜2時の三国ヶ丘のロータリー。


三国ヶ丘深夜2時

 

 

 

 

 

 

マクドと居酒屋が開いていて、
タクシーのおっちゃんたちが
車のそばで盛り上がっている。

今日は弟の誕生日。
「感謝の心は幸福の呼び水、
 素直な心は進歩の親。」

みんな穏やな1日を過ごせますように。

初めて携帯からの投稿。
どんなふうになってるのか、
パソコンで見るのが楽しみだ。

今日は、11時から保護者懇談の日。
いつもより少しゆっくり起きて、シャワーを浴びる。
朝食を食べながら、弁当を作り、
10時過ぎに家を出る。

懇談の間に2件ほど電話。
一件は、以前学習塾団体の会合で
お会いした先生に興味があり、
その先生と、また話をしたくなった。
その先生とのセッティングを頼む電話。

もう1件は石鹸屋さんに電話。
以前泊まったホテルに置いてあった石鹸を作っている会社。
見覚えがある社名なので、
ちょっとググってみたら、面白いことを発見した。
明日また続きがある。

夕方になると、中学生が自習に現れる。
そして、僕は北花田に向かう。
中学受験の社会と、中3の数学を個別で教え、
高1と高2の英文法を予備校で教える。

新金岡に戻って、再び中3数学を教え、
生徒全員が帰ったのが11時20分ごろ。
それから、夏の広告の原稿を書きはじめる。
全部は書けなかったけど、
適当なところで帰宅。

晩飯を作るのが億劫だったので、
カップ麺をすすって終わり。
風呂に入っり、ぼーっとしてから、煙草を吸いながらお茶を沸かし、
ベッドに入って携帯で、
このブログを打ちはじめたのが2時だった。

初めて携帯から投稿するから、
単純にあったことを、小学生の日記のように、
書き連ねてみた。
結構時間かかるな。。。

昨日、東京から帰ってきた。
今回の宿泊のプログラムでは
チェックアウトが16:00になっていたので、
かなりホテルでゆっくりできた。
結局、空腹に耐えかねて14:30にチェックアウトした。

ただ、テレビで大阪に向かう高速の
渋滞情報を見てみると、40kmほどの渋滞があり、
帰りたくなくなってきた。
ホテルをチェックアウトしてからホテル近くの
ホンダの青山本社に向かう。
グッズのストアがあるはずなので、見に行こうと思ったら、
ゴールデンウィーク中はどうやら休みらしい。

気を取り直して、今度は渋谷に向かう。
持っているかばん(PORSCHE DESIGN)の取扱店が
大阪から撤退してしまった。
今は横浜と渋谷にしかない。
せっかく東京に来たのだからということで、
修理に出そうと思って持ってきた。
また、スーツケースも欲しいサイズのものがあったので、
前日、六本木ヒルズのZERO HALLIBURTONで、
同じくらいの値段で買えるものを見てきた。
ZEROがナイロンのかばんを作っていることに
ちょっとがっかりしたものの、作りこみ方は、
さすがかばん屋やなと思わされる。

スーツケースはつくりが頑丈なものを探していて、
同じくらいの強度のものがZEROかPORSCHEしかない。
ZEROは価格的にもPORSCHEよりも少し安いけど、
かばんがカッコ良くない。。。
ということで、PORSCHEに決めた。

靴も修理に出した。
年をとってから、足の形が随分と変わってきた。
もう2Eの靴は履けないかもしれないと思いながら、
自分の変形してしまった靴と、
店にある同じ形の靴を横に並べて眺めていた。
店員さんに「コレ(新品)とおんなじような形に修理して。」
と言ったら、同じは無理でしょう~。と軽く笑われた。

カバンを買って、
靴を買って、
車の中で昼食を食べるために
マクドに向かう。
センター街のど真ん中のマクドは
制服がちょっとちがっていた。
注文をテイクアウトで受け取って、
車に向かい、
駐車場で
車を出してもらう待ち時間に、
マクドの袋を開けてびっくり。
カリフォルニアバーガーを頼んだのに、
エビフィレオが入ってた。
袋の中を探してみると
「カリフォルニアバーガー」って書いてあるレシートが
燦然と光り輝いてある。
「なめとんか!」と、急いで店に行き、
並んでる行列を割り込んで、
「ちょっとコレ見てやぁ。」と言って交換してもらう。

長い渋滞に巻き込まれることが予測されるため、
車の中で見るDVDをHMVで買って帰路についた。

途中、ものすごく眠くなって足柄インターで寄り道する。
道路公団が民営化されて、
ファミリーマートやスターバックスなど、
民間企業の店がドンドン増えてきている。
時間があれば、伊勢湾岸道の
刈谷や湾岸長島のパーキングに寄りたかったが、
気力が持たないと判断して断念。

ポツンと浮いた夕焼け雲

 

 

 

 

 

 

渋谷を出たのが夕方16:30頃。
家に着いたのは深夜2:30。
行きは6時間で到着した道を帰りは
約10時間もかかってしまった。
帰り道で、20世紀少年最終章と
ゴッドファーザーを見て帰った。
行きの燃費はエアコン・オンの状態で
リッターあたり14.5km
帰りはエアコン・オフで15.3kmだった。
やはりホンダの車はすばらしすぎる。

深夜3:00、チキンラーメンをすすってから
風呂に入って寝る。

朝起きたら8時だった。
昨日は夜に到着したから夜景しかとれなかったけど、
ちょっと見渡せば、六本木ヒルズが見下ろせる。
なかなかのロケーションだ。

 

六本木ヒルズを見下ろす

 

 

 

 

 

 

 

休みの日は出来るだけ朝早く起きるように心がけている。
塾がある日もできれば、7時くらいにはおきたいと思っている。
朝起きて、ちょっと運動してから朝食とって、
それから出勤できるのが理想だけど、
今は、家に帰ってから食事を作って、
食べ終わってひと段落つくと3時とかだから、
まだ難しいかな。

朝食はバイキング。
ここのホテルのバイキングは、
卵料理を目の前で作ってくれるのが嬉しい。
目玉焼き、スクランブルエッグ、オムレツ、
ワッフルなど、一瞬で作ってくれる。
けど、作り方とか作っている様子とか、
雰囲気を大事にするって考えてるなら、
同じホテルでも大阪のほうがいいと思った。

高校時代の同級生でこっち方面の会社に
勤めているやつがいて、
今日は朝からそいつと会ってきた。
浅草の近くでお茶して、昼飯を食って別れた。

高校時代に一緒につるんでいた
バスケ部のメンバーで、
今でも連絡取り合っているのが7人。
そのうち未婚が僕を合わせて2人だ。
結婚しているやつらは一人を除いて
みんな子供がいる。
なかなか連休中とはいえ、
会えなくなってくる。
そんなもんかと思う。

帰り道に日光街道へさしかかろうとしたところで、
思わぬものが見えた。
嬉しくなったので思わず車を寄せて止め、
道の真ん中で携帯を出して写真を撮った。

 

東京スカイツリー

 

 

 

 

 

 

 

東京スカイツリーだ。
以前テレビで見たことがある。

すこし時間があいたので表参道をブラブラして、
夕方に横浜の関内に向けて車を走らせる。
ウチの顧問の事務所を表敬訪問。
晩飯をゴチになるのが目的だ。
話している最中にスタッフから電話があった。
いきなり顧問の先生に電話を代わったから
びっくりしていた。

ウチが抱える問題はなかなか大変だと思う。
まぁ他人事じゃないんだけど、
それを解決するためのひとつを、
この連休中に完成させようと考えている。
うまくいくかどうかわからないけど、
このままだと、何のために塾をやっているのかわからなくなる。

僕は、2003年から塾を始めた。
けど、何も自分が社長になりたいからとか、
お山の大将をやりたいからとか、
そんなふうに思って始めたわけじゃない。
けど、社員をやとった瞬間から、
経営者としての仕事をしなければいけなかった。
ずっと、経営者の仕事って何かって考えていた。
自分なりに考えた答えが1度形になる頃だ。

先日、スタッフの一人と話をしていた。
そのときに、そのスタッフの口から、
「それって経営者の仕事じゃないと思うし・・・」
という言葉が出た。
優秀なスタッフがいてくれることに
すごく感謝している。
随分時間がかかったけど、
ホントの意味で経営者になりたいと思う。

顧問の先生と2時間ほど話をしてから
関内で一番高いという寿司屋に連れて行ってもらう。

夕食をとり終わってからホテルに戻り、
一日が終了。この連休は晴れて
本当に良かった。
けど思ったよりも何もできなかった感じだ。
明日はもう少し頑張ろうと思う。

昨日は6時半頃に塾を後にしてから、
サークルニュースのポスティングをして、
スタッフを中百舌鳥まで送っていって帰宅。
8時ごろだったろうか?

夕食を作り、テレビを見てボーっとしてたら
徹夜明けのせいもあり、寝てしまいそうになる。
ということで、10時ごろから風呂に入った。
フロでダウンタウンデラックスを見ていたら、
知らない間に寝てしまっていて、
気がつけば番組が終わっていた。

さっさと風呂を出てから皿を洗い、
洗濯物を干してからベッドに入る。
携帯片手に保護者からのメールを
打ち返しているうちに寝てしまっていたらしい。
目が覚めれば朝の9時だった。
メールの続きを打った。。。

朝食を食べてから郵便局に行く。
いつもなら多くても3人待ちくらいの
小さな郵便局が今日は10人待ちだった。
ほぼ1時間ほど待たされて、
やっと振込みができ、そこから事務所に行って、
荷物を詰めてからイオンに行く。
買い物をしてから昼食をとり、
1時半頃から車で東京に向かった。

向かう途中、奈良県の国道を走っていると、
桜が咲いているのが見えた。
山地に行くとまだまだ寒いんだろう。
思わぬ時期に見られた桜に
ちょっと得した気分になった。

東京に着いたのは7時半頃だった。
チェックインしてから外に出た。
六本木を散歩しながら日高屋を探した。
以前、テレビで王将と比較されていた。
それを見てどうしてもギョーザを食べたかった。

日高屋のギョーザは皮が厚い。
ギョーザが名物の栃木に行ったときも思った。
皮が厚くてあまりおいしくない。
王将のギョーザ育ちの僕としては、
もう少し肉が多くて、皮が薄く
パリっとした食感のほうが好きなんだけどなぁ。
ちなみに、今でも最低週に1度は王将に行き、
2回に1回の割合でギョーザを食べている。
王将のギョーザはホントにおいしい。
なんでミシュランガイドに載らないのか不思議だ。。。

部屋からは東京タワーが見える。
手のひらよりも大きいサイズで見える。
夜景がきれいだった。
照明が12時の消灯時間にフワっと消える。
幻想的な余韻を残したまましばらく
窓の外を見入ってしまった。

47階から東京タワー

少し寒くなったり、やたら暖かかったり、
雨の日が多かったり、
変な天気がずっと続いていたけど、
今日、久しぶりに庭を見てみると花が咲いていた。
こんな花が植えてあったんだというのと、
こんなところにも花が咲くんだという
2つのことで感心した。

今日から塾はゴールデンウィーク。
初日の今日は事務所の模様替えをする日だ。

その前日の28日の夜にスタッフ3人と徹夜で遊んだ。
晩飯を買いに玉出に行ったら、
時々行く喫茶店のマスターがいた。
仕込みの材料で足りなくなったものを買いに来たらしい。

晩飯を食べてから朝まで、
久々に一睡もせずに遊んだ。
夜中にとんでもない雨が降って、
車がめちゃくちゃに汚くなってしまった。
その汚い車でモーニングを食べに行った。
前日の夜に会ったマスターの喫茶店だ。

朝食をとって、ものすごい眠気が襲ってきたときに
店を出て塾に向かう。前の日に、
「自習はできないけど、模様替えをしてるよ。」
と生徒に言ったら、
手伝いを買って出てくれる生徒がいた。
結局6人もの生徒が手伝ってくれた。

僕らは疲れが足にきていて、
ヘロヘロになりながら、机を動かしたりしていた。
生徒たちはやることがなくなっても
「することないの?」と聞いてくれる。
ホントによく手伝ってくれたので、
お昼ごはんをおごった。

昼からは、僕はウトウトしながら、
机に向かって仕事にならない仕事をして、
生徒たちは6時まで一生懸命に自習をしてくれていた。

今年の中3生は結構期待できそうだ。

庭の花

4月11日に松山で勉強会があった。
これで松山に行くのは3回目。
初めて行った時は飛行機で行ったのだけど、
移動がとても大変だったので、
2回目は車で行った。

今回も車で行った。
市街地でも、少し車を走らせると
護岸をコンクリートで固められていない
自然な川が流れていて、
のどかな田園風景が広がっている。
とても癒される風景を眺めながら
車をドライブできるのがとても贅沢な気分になれた。

松山では昨年末からの
「坂の上の雲」で盛り上がっているらしい。
ミュージアムもあって、見に行きたかったのだけど、
残念ながらそんな時間はなかった。

松山から日本を動かす人物が排出されたとあって、
とても誇らしいことなんだろうと思う。
夏目漱石はあまりにも有名だが、
秋山真之は一般の人にはまだまだ知られていない。
僕もいろんな小説や資料を見て知ったのだけど、
この頃の日本人はホントにすばらしいと思う。

もちろん、いい部分しか目にしていないのだと思うし、
気に入ったところしか記憶に残っていないと思うけど、
今、大河ドラマでやっている幕末にしても、
坂の上の雲の明治初期でも、
憂国という意識が人々の考えの中にあり、
近代化という一つの目標に向かって、
国家という意識が高まっていく様子を見ていると、
今の日本もそういう意識が高まっていってもいい時期だと思う。
こんな時代だからこそ、
しっかりとしたリーダーを育てる必要があるんだと思う。

市内を車で走っていると珍しいものを発見。
スターバックスのドライブするーだった。
大阪では見たことがなかったので、
思わず、車の中から携帯で撮ってみた。

スターバックスのドライブスルー

ウィキで調べてくれたらわかる。
僕が知ったのは3年ほど前。
バンプのアルバムが出たときに
アマゾンでレビューを見ていたときに初めて知った。

ウィキから引用すると
・洋楽を聞き始める。
・コーヒーを飲み始める。
・ブレイクしたロックバンドを「売れる前から知っている」とムキになる。
・やればできると思っている。
・母親に対して激昂して「プライバシーを尊重してくれ」などと言い出す。
・社会の勉強をある程度して、歴史に詳しくなると
 「アメリカって汚いよな」と急に言い出す。

ということらしい。
自分を振り返ってみても、
中2って面白い学年だった。
中1のときに仲が良かった友人が、
僕がサッカー部をやめたのをきっかけに
嫌がらせをするようになってきた。
サッカーをやめて違う趣味を持ち出したのもこの時だ。

小6のときから好きだった女の子を
やっとの思いでデートに誘い出したのもこの年。
その子とみた映画は「ミクロキッズ」だった。
微笑ましい映画だった。
今でもヒロインの最後のセリフを覚えている。

ウチの中学2年生を見ていて、
自分の中2時代と比べてみると、
僕なんかよりもずっとエラいと思う。
特に勉強なんてよくがんばっているなぁって思う。

今の中2はとても期待できる。
授業に関係なく、自習に来てくれる生徒が多かったり、
補習をして欲しいと言いにきてくれたり、
とても前向きな生徒が多い。
そんな生徒たちを見ていて合格保証クラスを作る気になった。
僕たち講師が頑張る気になれるのは、
生徒のおかげと言う要素がとても多いと思う。

スタッフがのやる気に関しては、
お金という要素も除外できないだろう。
だから、僕は経営とという仕事を
しっかりとしないといけない。
その経営という仕事がやりがいのあるような
スタッフが育ってきていることもとても嬉しい。

先日運営方針策定会議という、
1年で一番大きな会議を終えた。
会議の冒頭でみんなに感謝の気持ちを
伝えている途中で、目頭が熱くなり、
声がつまりそうになった。
しゃべる内容を考えていたのだけど、
半分も口にできなかった。

そろそろ春の声が聞こえ始めている。
家に帰って、MDの箱をひっくり返してみた。
渡辺美里のribbonが出てきた。
中1の冬頃に友達から借りて聞いてたアルバムだ。

「春の雨がこんなにまでも冷たいなんて
 知らずにいた自分とさよならをする時かもしれない・・・」

ribbonに収録されている「さくらの花のさくころに」という曲の歌詞。
今まで気付かずにいたことを、受け入れて
自分の中に、世の中と自分との距離をを計る
「ものさし」を作り始める時期、
それが中2という年齢だと思う。
そのものさしは僕くらいの年齢になるまでに、
何度もへし折られ、そのたびに長くなったり、
短くなったりするけれど、
役人立つことなんてあまりない。
でも、みんながそれなりに持っているものだと思う。

僕に折られることにもなるだろう自分のものさしを
大切に育てていってくれよな。

昨日(日曜日)の新聞に折り込まれている
チラシに目を通していた。
すると、4件もの葬儀屋のチラシが入っていた。
葬儀屋がお客を集めるために
チラシを折り込むなんてちょっと考えられない。
すごい時代になったものだなぁと思う。

 

葬儀屋のチラシ

 

今日は朝から弟の墓参りに行ってきた。

引っ越してきてから数回、
夜中(どちらかと言えば明け方か?)に
金縛りになることがある。
金縛りになる前には、
鉄パイプが転がるような
カラカランッって音が鳴る。
ウチのスタッフにそのことを話したら、
「私は鐘が鳴る音が聞こえます。」
「お経が聞こえたことがあります。」
とかそんなことを言っていた。

いろいろ聞いていると、
疲れとストレスが原因らしいことがわかった。

時々、夢に弟が出てくる。
この前は一緒に車に乗っていた夢だった。
なぜか僕は左ハンドルのNSXに乗っていて、
弟が隣に乗っていた。
「車高が低いからトラックには見えにくいかもな。」
とか話しかけるんだけど、
生意気に無視してやがる。
愛想笑いもせずに、窓の外を見てる。
「相変わらずムカツクやつ。」
とか言ってたらいきなり前からトラックが突っ込んできた。

僕はとっさにステアリングを左に切って
路肩に突っ込んだんだけど、
車の右半分は大破していて、
弟は血まみれになっていた。
必死になって名前を呼んだけど、
何も返事をしない。
大声で名前を呼んだときに目を覚ました。
ホントに声に出して名前を呼んでいた。

胸の激しい鼓動を感じながら、
「そうか、死んでいるんだから
 話しかけても返事しないよな。」
とそのときは妙に納得してしまった。
よく考えてみればおかしい話だ。
死んでいても夢なんだから
会話をしたっていいじゃないか。
でも、そのときはそんなことを
考えもしなかったから不思議だ。

先週、1月17日は
阪神・淡路大震災から15年の日だった。
大学1回の時に経験したこの震災で、
友人が被災し、大学の先生が亡くなった。

今年は年が明けてから、
17日までにさまざまなドキュメンタリーを
見る機会があった。
無残なものだ。
人の命って簡単に終わってしまう。
弟は12階から飛び降りて、
腕からは骨が飛び出て、
血まみれになって心臓の動きを止めていた。
その数日後に、ニュースで
空き巣に失敗した人が10階から飛び降りて、
足の骨を骨折したけど無事だったってのを見た。

世の中で必要だと思われていたり、
大切だと思われている人、
真面目に生きている人の心臓が止まってしまう。
僕みたいなどうしようもないフザケた奴が
のうのうと生きている。
そして、その心臓は自分の意思とは関係なく、
勝手に動いている。
僕は、この心臓を自分の意思で止めることはできない。
外的な力を加えて動かなくさせることはできても、
能力として心臓を止める力は持っていない。
きっとみんなそうだと思う。

母親の腹の中で動き出したこの命は、
産むと決めた瞬間に、
動き出したことを祝福され、
望まれてこの世の中に根をおろす。
でも、その母親でさえ、
車のエンジンをかけるように、
または、コンロに火をつけるように
自分の意思で子の心臓を動かすことはできないし、
止める能力だって持っていない。

ってことは、僕ら人間は何かによって
生かされているんじゃないか?
地球にさまざまな生命が誕生してから今まで、
知らないとところでいろんな命が生まれて、
そしてその命が消えていく。
なべの中の水が沸騰して、
気泡がブクブクできては消えていくみたいに。
いったい「生きる」ってことにどんな意味があるんだろう?気泡

 

 

 

 

 

それでも毎日を過ごすしかない。
こう書けば、読んでいる人からは
楽しくなさそうに思われるかもしれないけど、
でも、僕は最近とても楽しんで生きている。
楽しくても、こんなことを考えてしまう。
それほど人の死ってやつは、
心に大きな穴を空けるんだなぁって思う。

そして、最近よく思うのは、
葬式や墓参り、先祖の供養ってのは、
そうやって死んでしまった人のことを
忘れ去ってしまわないように、
また、その人を失った傷を少しずつ
本当に少しずつ癒していってくれる、
実によく考えられたものだということ。
もちろん、毎日弟のことを忘れたことなんてないけど。


午前中から昼過ぎまでの墓参りが終わってから、
生駒のスカイラインを堪能して、
両親を家まで送り届ける。
それから、修理に出していたギターを取りに
心斎橋のイシバシ楽器まで行った。

ギターを受け取ってから
アンプのコーナーに行った。
じっくりと時間をかけて
楽器屋に行くのなんて大学生以来だ。

マーシャルのアンプが10800円で売っていた。
家にあるフェルナンデスのアンプが
すでに音が出なくなってしまっていたので、
小さいアンプを買おうかと思っていたのだけど、
マーシャルがこの金額で売っていることにびっくり。
時代が変わったんだなぁって思いながら、
そいつを買って帰った。

SBSH0276

 

 

 

 

 

 

ちなみに、楽器屋に意外な合格グッズがあった。
生徒の人数分買ってしまった。。。
卒業テストが終わったら渡そうと思う。

帰りにイオンに寄って食材などを買う。
いつも仕事が終わってから夜中にしか
買い物できないから、玉出ばっかりになる。
なんか新鮮だ。しかも安い。

シチューを作り、コロッケを揚げて
野菜を切ってサラダを作り夕食を作った。
ゆったりした1日だ。
今日は仕事がぜんぜんできなかった。
忙しい時期だけど、こんな日があってもいいよな。
最終的に自分にツケが回ってくるだけだ。
明日からまた必死に働こう。