ポインセチア。
名前くらいは知っていたが、
名前と植物が頭の中で一致しなかった。
アイルランドに住み始めた最初の冬。
クリスマス商戦であらゆる店が活気付く中、
スーパーのちょっとした園芸コーナーに
1鉢3ユーロ程で売り出されていた。
その赤い葉を見ると、
なんだか自然に手に取っていた。
その1鉢で、クリスマスのデコレーションが
一気に華やかになる気がしたからだ。
毎日ちょっとずつ水をあげて
鑑賞していると、
普通にクリスマスを越してくれた。
所詮スーパーで購入した季節ものだから
長持ちしないだろうとふんでいたが
多少葉が落ちつつも枯れる様子はなかった。
どうしたものかと思いつつ、
気の毒だったが結局捨ててしまった。
そして去年の2度目の冬も再び購入した。
今回も適当に世話をしていたが、
やはりクリスマスを余裕で越し、
枯れる様子は全くなかった。
一昨年は気の毒な事をしてしまった
罪悪感もあり、今回は枯れるまで
世話を続ける事にした。
2月位にはその赤い葉は3割程
落ちた気がしたが、
それでも元気に見えた。
クリスマスに売られるくらいだから
寒さにも強そうだし、
外に植えたらもっとワサワサ育つのかと
そこで初めてネットて調べてびっくりした。
南米メキシコ原産で寒さに弱いらしい。
元の葉の色は緑色。。。
じゃあこの赤はなんなのか。
どうやら人工的に、植物の習性を利用して
2ヶ月ほどかけ、騙して作るそうだ。
わざと暗い箱などで囲い、
日照時間の少ない冬が来たと
勘違いさせるそうだ。
赤い色なので、葉に見えるが実は
花なんじゃないかと思ったりもしたが、
まさかわざわざ手間をかけて
赤くしていたとは知らなかった。
今も暖かいキッチンの窓際に
置いているが、以前枯れ落ちた葉が
あった場所からは
新しく緑色の葉がでてきている。
地味に少し大きな鉢に植え替えた後は
より生き生きしてきたようにも見える。
赤い葉も、日光のせいか若干
緑がかって見えてきているものもある。
赤と緑の葉が混在する現在のポインセチア。
このままならば自然に葉の色は緑色に
なるのだろう。
改めて見ると葉がスカスカな気もするが、
秋口まで元気でいてくれたら
自分で赤くしてみるべきか。
もしくは敢えて緑のままクリスマスに
飾るのも良い気もする。
ひとまず、今は挿し木で増やせるシーズン
らしいので、素人ながらに近く
試してみるつもりだ。
