電気冷蔵庫の中にはせせらぎが流れてるね

        

        ぼくは台所でコーヒーを飲んでる

        

        正義は性に合わないから

        

        せめてしっかりした字を書くことにする




        それから明日が来るんだ


        歴史の中にすっぽりはまりこんで


        そのくせ歴史からはみ出してる明日が


        謎めいた尊大さで




        夜のうちにおはようと言っとこうか 














               





            title  : 夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった


            著者 : 谷川俊太郎


           出版社 : 青土社





















  j は話し掛けられたかった貴方に。                         真夜中のせせらぎが流れる kitchen で。   『今日はどんなことがあったの?。』 『何色の日だった?。』  他愛もない一日の終わりにおやすみなさいを貴方へ・・・。 




























































                            明日も良き日で


                                在られますように・・・。