2025年9月24日 9月20日撮る
9月24日記す
先日9/20日、『神戸山草会 /六甲高山植物園 自然観察会』です。前回の観察会は3ヵ月前の6月29日でした。厳しかった暑さも今日は彼岸の入り、"暑さ寒さも彼岸まで″本当にその通りです グーンと涼しくなりました。
今日の参加者は7名、全員が神戸山草会の会員です。園内観察案内は神戸山草会/冨田宇泰氏によります。2時間近く広い園内観察案内です。曇り空、適度な気温の中ユックリ散策です。
神戸山草会 /六甲高山植物園 自然観察会 (そのー3/4)
🔴 園内観察
⑯ キキョウ
181、キキョウ(キキョウ科キキョウ属)
日当たりのよい山地や野原などに生える50~100㌢の多年草。根は太くて黄白色をしており、多肉質で薬用とされる。葉は長卵形で互生し、先はとがり、ふちには鋸歯がある。鐘形の花は青紫色、花冠は径4~5㌢ある。
秋の七草でいう朝貌(あさがお)はキキョウのことだと云われています。
花期は7~9月。
⑰ サクラタデ
207、サクラタデ(タデ科タデ属)
水辺に生える多年草。根茎は地中で長く伸び、枝を分けて増える。茎は直立し、高さ50~100㌢になる。葉は披針形で長さ7~13㌢、短い葉柄がある。両端はとがり、両面に短い毛がある。鞘状の托葉は短い筒方で、ふちに長く固い毛がある。花穂は細長く、やや密に花をつけ、上部は垂れ下がる。萼は深く5裂し、長さ5~6㍉で淡紅色を帯びる。
花が美しいのでこの名がある。花期は8~10月。
同上、サクラタデ少しアップの画像です。撮るのが難しい~
⑱ サギソウ
123、サギソウ(ラン科 ミズトンボ属)
湿地に生える高さ20~50㌢の多年草。葉は広線形、花は白色で径3㌢程、唇弁は大きくて3深裂し、両側の裂片は、白鷺が羽を広げたような形となる。距は長さ3~4㌢で垂れ下がり、ほとんど先は次第に太くなる。花期は7~8月。
*サギソウのこと、2025/9/8付けの"還風庵junのブログ″にもう少し詳しく記載しています。
このサギソウ多分今年の最後の花でしょうね?来園者に観賞のため植えられたのかな?
⑲ ワレモコウ
844、ワレモコウ
ワレモコウ(吾亦紅)は、バラ科ワレモコウ属の多年草で、日本の山野に広く分布している。夏から秋にかけて、赤茶色や暗紅紫色の穂状の花を咲かせるのが特徴で、茶花やドライフラワーとしても楽しめます。
名前の由来にはいろんな説があって、「吾もまた紅なり」と自らを紅と認めるような意味があるとか、「木香(モッコウ)」に似た香りから来てるとか…でも、はっきりしたことは分かってないみたい。
ちなみに、根は「地楡(ちゆ)」という生薬になって、止血や抗炎症に使われてきた歴史もある。花びらがなくて、ガクが色づいて見えるのもユニーク!
本項 Copilotより検索
同上のアップ画像
⑳ ウメバチソウ
364、ウメバチソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)
山地や山麓の湿り気のある陽当たりの良い所に生える多年草。根生葉は長い柄があり、数枚が固まって付く。葉身は円形または腎形で、基部は心形となる。高さ10~40㌢の花茎を直立し、一枚の葉と一個の花をつける。花茎に付くは葉は柄が無く、茎を抱く。花は白色で径2~2,5㌢、梅の花に似ている。和名は梅鉢の紋を連想してつけられた。花期8~10月。
*このウメバチソウも多分、来園者観賞用に植えられたのでしょう?・・・
㉑ サラセニア・プルプレア プルプレア
845、サラセニア・プルプレア プルプレア
サラセニア・プルプレア・プルプレアは、食虫植物サラセニア属の中でも北方系の原亜種で、和名は「ムラサキヘイシソウ」って呼ばれてるよ。
特徴は…
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草丈15cmほどの小型種で、地面にロゼット状に広がる丸い捕虫葉がかわいい!
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捕虫葉の中に雨水をためて虫を溺れさせるという、ちょっと変わった捕食スタイル。
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水面には界面活性剤のような物質があって、虫がすぐに沈んじゃうんだって!
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寒さに強くて、冬になると赤紫色に紅葉する姿がとっても美しい✨
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ただし、暑さには弱くて、夏場は生育が鈍ったり、枯れることもあるから注意が必要。
ちなみに「プルプレア・プルプレア」は、南方系の「ベノサ」とは違って無毛でツルッとした質感が特徴なんだって!
育てるなら、涼しい環境とたっぷりの水分がポイント!テラリウム栽培にもぴったりだよ🌱
本項、Copilotより検索です。
*赤紫色の紅葉を狙て植え付けられているのでしょう。
㉒ タカネマツムシソウ
846、タカネマツムシソウ
タカネマツムシソウ(高嶺松虫草)は、日本の高山に咲く気品ある山野草。 学名は Scabiosa japonica var. alpina、マツムシソウの高山型変種で、日本固有種!
特徴をざぶーんと紹介!
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草丈は30〜40cmほどで、基本種よりも低め。
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花は青紫色が中心だけど、淡紅色や白花もある。
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花期は8〜9月、高山の風衝地や砂礫地に咲く姿はまさに涼風の使者。
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根生葉は羽状に裂けて、茎葉も対生して細かく分かれてる。
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花は頭花で、外側の小花が大きく5裂して豪華に見える✨
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雄しべ4本、雌しべ1本で、雄性先熟の性質がある!
高山では虫が少ないから、花を大きくして目立つように進化したって説もあるよ。 ちなみに、四国の高山にもひっそりと生き残ってるんだって!なんだかロマンを感じるね〜🌿 本項、Copilotより検索です。
同上です。