2024年6月5日          6月5日撮り

 

 

 6月5日記す

 山野草はシコタンハコベです。5月20日前後から開花が始まっていますが…過去の記録を見ていますと梅雨期にに入った6月中旬以降のようです。今10輪前後咲いています 鉢一杯に開花させることができればと思いながら見ています。

 挿し穂も効きますので徐々に増やしていますが・・・まだまだです。

 

 

308、シコタンハコベ(ナデシコ科ハコベ属)
 北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、高山の岩場に生える多年草。海外では、サハリン、アムール地方、カムチャツカ半島などにも分布している。環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
 草丈は10センチから20センチくらいである。葉は卵形ないし卵状の披針形で、互い違いに生える(互生)。葉の色は白みがかっている。開花時期は5月から6月である。茎先に花びらが5枚の白い花をつける。花びらは深く2つに裂けているので10枚のように見える。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。また、繁縷(ハコベ)と比べて花びらは大きく、15ミリくらいある。

 和名の由来は、千島列島の色丹島で最初に発見されたことからきている。根室繁縷(ネムロハコベ)の別名もある。属名の Stellaria はラテン語の「stella(星)」にちなむ。花の形が星形をしていることから名づけられた。
(このコメント、ネットよりのコピー貼り付けです)

 

白い可愛い花色で咲き出しました。貴重な花のようです大事に増やしています。

 

 

~ シコタンハコベ 咲いています ~

 

 可愛いく美しい花です。同じような画像の連続です。それぞれの茎先にツボミがついています 暫く次々咲いてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

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長くなりますが宜しければ・・・どうぞ

以下ご参考になれば幸いです。 2018/2/19アップしています。

 

下記コメントは『趣味の山野草神戸山草会栽培大辞典』より抜粋記載です

  【シコタンハコベ : 本項、神戸山草会 八田幸作氏 書く⇒抜粋記載】

1985年1月10日初版発刊 発売元:栃の葉書房

 

シコタンハコベ 色丹繁縷  ハコベ属

 

自生地の環境

本州の中部以北と、北海道の高山帯に生えています。風通しと日当たりのよい岩場や風化中の崩れやすい岩礫地などで、クッション状に茂っています。初めて発見された千島の色丹島や周辺の島、樺太、カムチャッカ、シベリアなどでは平地のほか、海岸の岩場などにも群生しています。

 

栽培のポイント

〇 日当たりと風通しのよい棚上に置く。

〇 排水のよい山砂単用で植え、乾かし気味に育てる。

〇 高温多湿には弱いので、夏は日除けをして、消毒を十分に行う。

〇 毎年植え替えるとともに挿し芽で更新する。

〇 こじんまりと作るには、摘芯して脇芽をださせるか、伸び過ぎた茎を根元近くで切って、新しく芽吹きさせる。

 

殖やし方

株分けの適期は春か秋です。実生は、小粒の山砂七、鹿沼三の苗床に採り播きしますと、一週間前後で発芽します。1~2㌢に成長した時に定植します。もし苗床が過密でなければ、一年間くらいそのままでも育てられます。挿し芽は、梅雨期か花後に、大きな芽を選んで5~6㌢に切り取り、山砂主体の苗床に、深さ1㌢くらいに挿しますと良く活着して、春と秋に肥培すれば翌年には開花します。

 

四季の管理

春 

三月の芽出し前から液肥を施します。四月になると、前年度の基部から新芽が出てきます。古株は株分けをして、挿し芽状に根を1/3切り詰めて植え替えます。新芽が発生すると同時に、新芽が伸びてきますので、液肥を月に二~三回施します。また病害虫に対する消毒も行って下さい。鉢は日当たりと風通しのよい棚上に置きます。6~7月は挿し芽の好期です。活着しましたらよく肥培して、充実した株に育てます。

 

花は初夏に咲きます。花後には液肥を二、三回施します。春に植え替えを怠った古株は、株が増えてくると根詰まりをおこして元気がなくなってきますので、枯れない内に急いで、茎と根を半分くらいに切り詰めて植え替えて下さい。

 

花後一ヶ月くらいで結実しますから、採り播きをして下さい。株分けもできます。十一月になると、下葉が枯れあがり見苦しくなってきますが、そのころで二、三回施肥します。

 

地上部が枯れて、休眠に入ります。霜除けをした棚上で越冬させます。無霜地帯では冬囲いはいりません。

 

観賞的な植え方

ロックガーデン向きです。乾いた傾斜面に、粗い山砂を入れ小岩の間に植えます。地植ではどうしても伸びすぎるので、早めに摘芯して側芽を吹かせます。古株は三年目に掘り起こし、新株と植え替えます。そのほか、伝市鉢など雅味のある大形の浅鉢に石を配し、粗砂で植えて高山岩礫地の趣をだしてみましょう。

 

栽培法が類似のもの

イワツメクサ、タカネツメクサ、ホソバツメクサ、ミヤマツメクサ、メアカンフスマ・チョウカイフスマ、カトウハコベ、ミヤマミミナグサ。

 

 

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