2024年6月1日          5月31日撮る

 

 

 6月1日記す

 本格的な夏ですね 山野草は『ニオイハンゲ』です 芳香を放ちながら独特な花が出ています。葉も美しい斑が入り見栄えがします。この時季にピッタリ季節感のある愛すべき花です。

 このニオイハンゲ我が家にきて30年以上になります 丈夫です。 葉の中央に付くムカゴで容易に殖えていきます。

 

 

 この画像は2014/6/4の画像です 中央に仏炎苞(ヘビの鎌首状で長い舌を伸ばしているような姿です)が出ています。

 

 

130、ニオイハンゲ=匂い半夏(サトイモ科ハンゲ属)

  原産地は中国、 湿り気のある岩場を好んで生える。 多年草 。

  茎先に筒状で上部が開いた緑色の苞(仏炎苞)をつける。仏炎苞に包まれるようにして棒状の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出す。

  葉には長い柄があって根元から立ち上がり、3枚の小葉が1組の葉を2~3枚つける。小葉の形は長い楕円形で、先は尖っている。葉には半夏生(ハンゲショウ)のような白い斑が入り、花にはバナナのような甘い香りがある。 花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。日本へは戦後に渡来。葉の上にムカゴをつくって増える。

 

 仏炎苞(ヘビの鎌首状で長い舌を伸ばしているような姿です)から甘い香りを放っています

 

 

~ 旬を迎えた ニオイハンゲ ~

 

 4鉢に育っています 殆ど植え替えなし 手間いらずの日陰管理で置き放し。

 

 少しアップで撮っています。

 

 上から見ています奇麗な斑が入っています。

 

 仏炎苞が蛇の下尿に長く伸ばしています。ここから匂いが漂います。

 

 葉の中心にプツンとした小さな粒が見えます これが「ムカゴ」です 鉢上に撒いておけば発根発芽します。

 

 

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