2023年6月11日            6月10日、11日撮る

 

 

 6月11日記す

 二十四節気の雑節では今日6月11日が入梅です 今年の入梅は例年より10日以上も早い入梅だとウエザーニュースで流れています 確かに雨の多い日が続いています。 

 植物はじめ多くの生物には成長の時です 山野草栽培もこの時節を利用して「種蒔き・剪定・挿し木・植え替え」と多くの作業が最もやり易い時期です。 

 

 山野草はミヤマオダマキです 4月末からのゴールデンウイークの頃に鮮やかな青紫色の花を下向きに開き花弁(?)の先端部が白色の花です 高山植物の一種ですが平地でも栽培が容易な種です。

 今日はそのミヤマオダマキの変わり種の感じで花弁のセンタ部の白色がない全体が青紫色一色のものです 数年前から我が家で育っております 入手ルートは不明、この種を蒔きます。

 今までのミヤマオダマキの繁殖はこぼれ種で殖えていきますが採り蒔きで試しますと開花まで3年は要しそうです

 

 

A、

ミヤマオダマキ(花弁の先端部の白色がない) 開花画像

【この花弁の先端に白色のない種類、よく分かっておりません お分かりの方お教えくださいませ

名前判明―アルプスオダマキ(正式名;アキレジア・アルピナ)神戸山草会馬場郁夫氏よりお聞きする 2024/3/19 

2021/4/30撮る 同5/1ブログアップ

 

B、

ミヤマオダマキ(通常の種) 開花画像

2023/4/20撮る 同日ブログアップ。

 

 

 

~ 種まき ~

 

A、ミヤマオダマキ(花弁の先端部の白色がない)

 ミヤマオダマキの種です 開花後1.5ヵ月で種が採取できます。少し遅れますと飛散し採種は不可能です。

 

 左側が種、右側が種の入っていた鞘です。

 

 同上種は蒔き用土の鹿沼土小粒と洗砂小粒に混ぜています。これを蒔きます。

 

蒔き床は3.5号のプラポット、鉢底から軽石中粒→軽石小粒→再生配合用土 しっかり吸水させています。

 

同上➃に⑤を蒔きます。

 

同上、⑦に洗砂を飛散防止に蒔いています 完了です。

 

 

B、ミヤマオダマキ(通常の種) 開花画像

2021/6/17種蒔き 種まきの様子等 同6/20ブログアップ

 

 昨年、2021/6/17に種蒔きした苗です よく育っています。梅雨期に2~3芽ずつポット鉢に植え替えます 上手く行けば来年に開花があるかも・・・もう一年先の2年目には開花するでしょう。(こう思いながら昨年は植え替えできておりません)

 

 種まき後1年の状態

 2022/4/21 ブログアップ

 

 同上からもう1年、種蒔き後2年目

 2023/6/11 今日の画像です

間引き無しで自然淘汰(これは驚き!)、3~5株ずつ残りシッカリとした株に育っています 数日後、梅雨期間中に植え替えます この株ながらば来春開花することでしょう。

 

 

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