食止め状態から流動食になり、久々に口からモノを食べられる喜びを噛み締めていたが、依然として出る気配はない。

看護師からは、「トイレに間に合わないとか、排便コントロールが最初は大変だから、パットは当てておいた方がいいですよ」なんて言われていたから、“出ること”が心配だったが、まさかの“出ないこと”に苦労することになるとは。

排尿も自然には出来ず導尿してるわけで、私の身体は溜め込んでばかり。

尿も便も、コントロール出来ずに出てしまう苦労は想像に難くないが、出ないというのも実は怖いものです。

流動食で2日経過したら、案の定、お腹が膨らんできた。若干だがガスは出るようになったが、まだまだ追いつかないようだ。

で、今度はレントゲンで映しながら管を通してみる、という検査が行われた。

その結果、「腸が折れ曲がっているところがあって、そこで通り道が塞がっていることがわかったよ」と医師。

え?で、どうすんのよ?

「お尻から管を入れて、折れ曲がっているところを伸ばして、クセをつけよう」という。

まじか。術後数日つけていた管はすでに外してもらっていて、せいせいしていたのに、そこまで戻るの?

振り出しじゃん。

病室で「なんで私だけ、予想外のことばかり起こるの?もう何も信じられない!」と叫んでしまった。

ドラマみたいだな、って俯瞰している冷静な自分もいたけど、いろいろ限界だった。