再びお尻に管を入れられ、流動食再開(3度目)。
そして2日経過したところで管を抜いてもらい様子を見ることになった。
ガスは少しずつだが出るようになった。管が折れ曲がってしまった腸を少なからず矯正したらしい。
「今後、便が通るたびに改善していくはずだ」という医師の言を信じるしかないが、五分粥、全粥まで進んでも、まだお通じなし。
ただ、ガスが出るようになったからお腹がパンパンで苦しいという状況にはならなくなった。精神的にもだいぶ落ち着きを取り戻した。
便秘解消のため、病棟を歩く回数を増やした。お隣のベッドの方と誘いあって一緒に歩くようにもなった。
お隣さんは薬剤師で、さらに薬剤師の先生もやっていて、この病院にも知り合いが沢山いるようだった。
彼女は、私が医師に向かって不満と不安をぶつけた時も同じ病室だから全て聞いていたらしく、私のことをすごく心配してくれていた。
「変な病院じゃないから、きっと大丈夫だと思う」と言ってくれたし、私が抗がん剤の是非について聞くと、「確かにいいお薬もあるから、やることは無意味じゃないけど、いずれ効かなくなるのよね」なんてことも話してくれた。
彼女自身はステージ2の大腸がんで経過も良好。私より後に入ってきたのに、先に退院してしまいそうだった。
ああ、おいていかれたくないなあ、と思っていたら、
「自信があったら退院していいよ」と医師が言った。