◆ノートパソコンが、長い電源コードや電池を気にせず、机や床に置くだけで電源が入るようになるかも――こんな期待をこめて東京大の研究者が、どこにでも張りつけられる「電源シート」を開発したと発表した。

 できたシートは薄さ1ミリメートルで重さ50グラム、ほぼA4判大。折り曲げられる軟らかなプラスチックフィルム一面に、電線を巻いた小さなコイルなどを埋め込んだ。家庭の電源からこのコイルに電流を流すことで磁界が発生し、端子で接触していなくても、電子機器に内蔵したコイルに電流が通じる。電動歯ブラシや電動ヒゲそりの充電器などで実用化されている電磁誘導という仕組みだ。

 従来は充電器など限られた場所で使われていたが、今回は電子機器を置いた位置をシート自体が判別し、その場所だけに電磁誘導を起こすのが特徴。広い面積のどこでも使えるよう工夫した。


 現在でも特定の場所で充電使用できるものはあったが、この様に広範囲の場所で使用出来る物はなかった。

 将来はもっと進めて、何処でもコード無しで使用できるようになれば快適であろう。