◆脳を覆うくも膜でつくられる睡眠物質「プロスタグランジンD2(PGD2)」が、自然な眠りを調節する「睡眠ホルモン」として働いていることを、早石修・大阪バイオサイエンス研究所理事長らのグループがラットの実験で確かめた。副作用の少ない睡眠薬や居眠り防止薬の開発につながる成果で、京都市で開催中の「国際生化学・分子生物学会議」で発表した。
PGD2は脳脊髄(せきずい)液中に分泌される。早石さんらは82年、微量で強い睡眠作用を持つことをラットの実験で発見した。
今回は脳内での働きをさらに詳しく調べた。PGD2が脳に働く量を減らすと、睡眠が抑制されることがわかった。
副作用のない自然な眠りのできる睡眠薬の開発を期待したい。
PGD2は脳脊髄(せきずい)液中に分泌される。早石さんらは82年、微量で強い睡眠作用を持つことをラットの実験で発見した。
今回は脳内での働きをさらに詳しく調べた。PGD2が脳に働く量を減らすと、睡眠が抑制されることがわかった。
副作用のない自然な眠りのできる睡眠薬の開発を期待したい。