◆横浜市鶴見区にある「JHFCパーク」では、燃料電池で走るクルマの試乗が予約制で体験できる。燃料電池は水素と酸素を化学反応させて電気をつくるもの。二酸化炭素や有害物質がまったく排出されないため、次世代カーの「大本命」と言われてきた。
施設名である「JHFC」とは経済産業省の推進する「水素・燃料電池実証プロジェクト」の略称だ。プロジェクトには、トヨタや日産、ゼネラル・モーターズ(GM)、ダイムラークライスラーなど8社が名を連ねる。経産省は燃料電池車の普及目標として、「2010年までに5万台、2020年500万台」という高い目標を掲げている。
ただ現実は厳しい。現在、日本国内で走っている燃料電池車は60台ほどだ。
ダイムラー・クライスラーの燃料電池車のカットモデル。電子制御がガソリン車より容易なので、レイアウトの自由度も高い 。
普及が進まない最大の原因が1台1億円と言われる製造コスト。1月末に東京ビックサイトで開かれた国際水素・燃料電池展で講演したトヨタの瀧本正民副社長は「材料や生産技術の革新などで、10分の1のコスト低減が不可欠」と語った。ガソリンスタンドならぬ「水素スタンド」も少ない。日本で稼動している水素スタンドは10カ所ほどで、しかも大半が首都圏に集中している。水素タンクを満タンにして走行できる距離は300キロ―400キロなので、遠出をするとやや厳しい。
それでも、一時期言われていた低い温度に弱い点とか、走行距離が伸びない等の欠点はかなり解消してきているが、量産技術の確立と言う問題はこれからのようである。
今後も、製造コストの問題をいかに解決して行き、現行の車近くまでコストダウンさせる事ができるかであるが、2010年頃までにはコストダウンがかなり現実味を帯びてくると考えられる。
施設名である「JHFC」とは経済産業省の推進する「水素・燃料電池実証プロジェクト」の略称だ。プロジェクトには、トヨタや日産、ゼネラル・モーターズ(GM)、ダイムラークライスラーなど8社が名を連ねる。経産省は燃料電池車の普及目標として、「2010年までに5万台、2020年500万台」という高い目標を掲げている。
ただ現実は厳しい。現在、日本国内で走っている燃料電池車は60台ほどだ。
ダイムラー・クライスラーの燃料電池車のカットモデル。電子制御がガソリン車より容易なので、レイアウトの自由度も高い 。
普及が進まない最大の原因が1台1億円と言われる製造コスト。1月末に東京ビックサイトで開かれた国際水素・燃料電池展で講演したトヨタの瀧本正民副社長は「材料や生産技術の革新などで、10分の1のコスト低減が不可欠」と語った。ガソリンスタンドならぬ「水素スタンド」も少ない。日本で稼動している水素スタンドは10カ所ほどで、しかも大半が首都圏に集中している。水素タンクを満タンにして走行できる距離は300キロ―400キロなので、遠出をするとやや厳しい。
それでも、一時期言われていた低い温度に弱い点とか、走行距離が伸びない等の欠点はかなり解消してきているが、量産技術の確立と言う問題はこれからのようである。
今後も、製造コストの問題をいかに解決して行き、現行の車近くまでコストダウンさせる事ができるかであるが、2010年頃までにはコストダウンがかなり現実味を帯びてくると考えられる。