◆改正高齢者雇用安定法が4月に施行され、企業は60歳以上の従業員の雇用を最長65歳まで段階的に延長することが義務付けられる。07年から定年退職が始まる団塊の世代の4人中3人が「定年後も金のために働く必要がある」としているから、改正法施行は団塊世代にとって朗報といえる。
 
だが、「これでオレの老後も安心だ」と思うのは早計。だれでも60歳以降も雇ってもらえるわけではないからだ。

 周囲から“会社にいること自体がマイナス”と思われるサラリーマンはアウトです。それから、年下の上司にも抵抗感がない人でなければならないでしょう。

 とにかく、高度な専門性を持っている人は少々人付き合いが悪くても生き延びることができると思います。

 では、高度な専門性も人付き合いも苦手という人は、生き残れないのでしょうか。

 それには、若手や派遣社員らに対して仕事をする上でのマナーやルール、基本的な考え方やスタンスなどを教える。長年やっていれば、そうした基礎的なノウハウは蓄積されているはずです。そのためには相手の悩みをじっくりと聴く『傾聴力』や、分かりやすく的確なアドバイスをする『コーチング力』が必要です。

 この当たりを指導する役柄を引き受ける人材が以外と少ないのが現状ですので、その線を狙って行くのも手ではないでしょうか。