◆物理学ですぐれた業績をあげた研究者に贈られる仁科記念賞の今年度の受賞者が、森田浩介・理化学研究所先任研究員(48)、西川公一郎・京都大教授(56)、永長(ながおさ)直人・東京大教授(47)の3氏に決まった。仁科記念財団(山崎敏光理事長)が発表した。授賞式は12月6日、東京都内で開かれる。

 森田さんは加速器で重い元素を合成し、日本で初めて新元素を発見した。西川さんは加速器で作った人工ニュートリノを約250キロ離れた岐阜県・神岡鉱山の観測装置に打ち込む実験を成功させ、永長さんは磁石に電気を流した時に横向きの電圧が生じる「異常ホール効果」の理論を発展させた。


 【My Comment】
 この賞は、原子物理学とその応用に関し、独創的で極めて優秀な研究成果を収めた個人あるいはグループを表彰することを目的とするものであるが、理学、工学、医学等あらゆる分野において原子物理学に深い関連のある研究を含むものである。
 ここにいう原子物理学とは、原子、分子、原子核、素粒子はもとより、これらの関与する基礎的なミクロの立場に立った物理学である。
 これらは、物理学だけに理論を立て、それを証明してゆけば良いのであろうが、面白い分野だと思う。
 ニュートリノは、ノーベル賞の小柴さんで有名になったものですね。